レビュー一覧

3巻読む前に1・2巻を読み返して読んだんですが、作者が何を描きたかったのか分からず、内容も良く分からず、ぼんやりとしたままダラダラと読み終わっちゃいました。

作者買いです。サンプルと紹介文を読んで、幼児化甘々系BLかなと思っていたのですが、ページを進めるにつれ、そんな感じではなくなってきました。だいぶ、ミステリアスな…。続きが読みたいです。1巻ではストーリー的にはまだ起承転結の承かな？というくらい、謎が転がっています。キャラクターは可愛らしいし、とても読みやすいのですが、1巻を読み終えた感想は？？だったので、星3です。

志村さんは放浪息子からのファンで追っかけてる作家さんなので、購入しました。何かをきっかけに、攻めが25歳から9歳になってしまうという展開に引き込まれ、相手がショタでも、恋人同士のようなやりとりにむず痒くまたきゅんとしました。しかしながら、中盤をすぎるにつれ、ラブラブの恋人のように思えたのに、そうではないのか？という謎が謎を呼ぶ展開にどきどきしました。次巻以降も楽しみです

志村先生の作品を読むたびに、抽斗のような感覚を覚えます。 登場人物は常に表裏一体となっており、最終的には美しい網目に織り込まれます。第6話以降は、物語の全貌がゆっくりと示されていきます。 ファンタジー要素はあくまで導入部であって、最終的には人間の感情に戻ってきます。家族のこと、人間関係のこと、二人の過去のこと、ものたくさんの葛藤を経て、最終的にお互いに向き合うと決断し、大人に戻ることを…さようなら、おとこのこ。

設定が不思議なので気になって最後まで読みましたが、キュンとか萌えとかはあまりなかったかな。それよりは思春期と言っていいのかな？子供から大人になっていく過程をふわっと淡々と描いた人間ドラマという印象。正直面白い！とはならなかったです。辛いしキツいよねと思うところはありましたけど、すごく共感したり、ドキドキしたり、考えたりっていうのがなくて本当にふわっと淡々とという感じでした。あと、絵柄的に主役カップル2人が似過ぎててちょっと混乱しました。

完結まで読みました。受けも攻めも黒髪で似てる感じでめちゃ分かりづらかったです、何回どっちだっけって確認したことか。話も攻めが子供になったり大人に戻ったり、想像の人物とかも出てきて何だかよく分かんないけど、結局受けは攻めにちゃんと好きになってもらえたし、ハッピーエンドだしよかったです。話は凝ってたけどあんまり面白く感じなかったかな・・

完結を待って一気読みしました。でも一回では理解できなくて3周はしました。私は好きな作品です。でも全然王道ではない。誰しもが多少の差はあれどもっているような微妙な感情をうまく引き出された感じがして、過去の自分にも胸が痛くなりました。設定がBLですが、それでは収まりきれない何かが…あります。言わずもがなですが、王道が好きな方にはオススメしません。

二巻になって、さらに謎に包まれる…やっぱりこの人の考えてることはわからん。でも、めちゃめちゃ面白くて引き込まれる。ありきたりなショタ化物語じゃなくて、人生を立て直す物語なのかな？成人男性が声だして泣いてる姿にぐっときます。

こちらの作者さんお作品って、読後にほんわかするようで、どすんとくることあり。

よく作り込まれたお話で、読み終えてすぐに再読しました。恋愛って必ずしも理想通りにはいかないよな、という切なさを抱えつつ、それでも今の恋人と愛し合って生きていこうとするその過程のお話だと思います。