1巻あたりではお父さんのかけひきがそれなりに成功していてドキドキ程度で読めますが、4巻あたりから罠につぐ罠、ギリギリの状況、余裕のないかけひき、恭一にも感情移入してしまって、色んな意味で読んでて胃が痛い＞＜ラストが気になるので続きを読まずにはいられないのですが、読んでてツライので早く終わってほしい・・・orz

スタッフおすすめから入ってきました。２巻まで読了。あんまり期待してなかったんですが、ハラハラする展開の早さと、合間に家族の光景が入るバランスのよさに一気に読んでしまいました。冒頭は情けない主人公ですが、サラリーマンの域を超えた対応力、知識量、度胸に驚愕です。ミステリーファン恐ろしすぎ(笑)奥さんじゃなくても「ほんとに人殺すの初めて？」って言いたくなるわ。あとやっぱりなんといっても、子どもを思う親の愛はすごいですね。

レビューで気になっていて…とりあえず読んでみようって軽い気持ちで読みました！でも内容が今まで読んできた他の漫画とかけ離れていて、引き込まれる内容でした。家族愛、娘を想う気持ち、真面目なお父さんのこれからが気になります！

日本の漫画には無限の可能性がある。そんな風に思わせてくれる作品です。もともとミステリは小説で読む方が好きなのですが、この作品には漫画ならではの迫力があります。アクションやサスペンスだけではなく、主人公や妻の背景にも迫るヒューマンドラマの要素もふんだんに盛り込まれています（いわくつきの家系だから、あのように凝った名前なのでしょうか？）。表紙のインパクトに負けないくらい、内容も良かったです。

最高のお父さんですね。そして最高のお母さんですね。ふるさとは遠くにありて思うもの。帰るところにあるまじや。実際の両親は忘れましょう。私のお父さんとお母さん見つけた。

こんな、最悪な事件が本当にあったら？と思うと震撼してしまいました。娘を守りたいという、ご両親の奮闘に同じ親として感動しました。が、本当に似たような事件が身近にあるのでは？と思わせるリアリティのある展開に今後も目が離せません。

スリラーとしてのテーマは中々に良いのですが、娘があまりにも愚昧で主人公達への感情移入を阻害されます。又、妻の反応が淡々とし過ぎる等、人物描写が全体に浅いです。

お話は面白いと思います。こういう話にリアリティを求めすぎてはいけないのでしょうが、堅実で地味目な両親に愛されて育ったのに娘があんなヤクザ崩れの男と恋人同士になるというのがあり得ない感じがして、ずっと引っ掛かってます。騙されて付き合っていたとしても、見た目もチンピラヤンキーだし、あんなに殴られた段階で異常者な男だって気づかないと。主人公もその妻も人殺しや死体遺棄をわりと平気でするのもおかしいというか。奥さんは絶対もっと動揺すると思うので。

良い意味で裏切られました。まさかサスペンスだったとは…！おもしろい、娘のために奮闘するお父さん！！

4巻まで読みました。とてもスリリングな内容で、それに見合った作画、文句なしです！殺人が絡むためなかなかエグいシーンもありますが、各キャラクターの心情に着目するよう視覚的なグロ描写はあえて避けているように思えます。組織vs一般家庭。4巻終了時点で最終決戦へ突入と思われますがまだ伏線もあり、次巻も楽しみです。