レビュー一覧

「金の国水の国」で感動してこちらも購入。でもまだ1巻なのね、何だかまったりしたストーリー展開でまどろっこしい感じ。皆さんからの評価が高いが私は2巻目は良いかな。。。

気持ちいいくらい画力が上がり続けていてすごいです。個性豊かなキャラクターたちが表情豊かに生きています。世界観について、少しずつ紐解いていく形で、国と人物の謎や関係が明らかになっていく構成になっています。つまり、伏線がたくさん。そういった部分に「設定が意味わからない！」「説明不足」となる人もいるかと思いますが、そこで辞めちゃうのはもったいないです。ダイアナ・ウィン・ジョーンズとかダレンシャンとか、大作のファンタジー児童文学みたいで、個人的には大好きです。完結はまだまだ先ですが、きっと何度も読み直したくなる作品になると思います。魅力的な登場人物が多いので「誰が主人公で正しくて正義で」と囚われずに、多角的に読むと旨味が増すと思います。人物ごとに背景やストーリーがあるのが伺えて、回想やサイドストーリーの描き方がお上手で読み応えがあります。

金の国水の国を読んで、この作者さんの西洋物が読みたくて購入しました。でも、まだ一巻でした。ちょっと残念。寒がりやと眠くないが主役の巻です。他の兄弟達の話もこれから出てくるのかな?楽しみです。国の駆け引きなどの結構硬派な内容もストーリーにあるので、読み応えもあると思います。

壮大なファンタジーの始まりですね。とても続きが気になります。お話はまだまだ序章に入ったのかな？くらいの進み具合ですが、新しい世界観を堪能出来ました。以前金の国、水の国を読んでから、気になる作家さんでしたので、こちらも楽しく読ませていただきました。七人の騎士が、ちゃんとお姫様を守ることが出来るのか、その過程もきっと七人分の物語があるのだと思うとワクワクしてしまいます。ファンタジーがお好きな方には、うってつけです！

『金の国　水の国』が大好きで何度も読み返したくらいなので、このマンガも読んでみました。はじめはふわっとしててよく解らないところもあるんだけど、読み進めると「ここに繋がってたのか」「そういうことか」みたいに解ってきて、どんどんおもしろくなります。続きが早く読みたい。

最初はいまいちだったけど読み進めるとめちゃめちゃ面白くて驚いた！

作家さんが大好きなので、新作を期待して読みました。七人の騎士兄弟が出てくるので、それぞれの騎士の話が描かれますが、長いので単行本で読むのがオススメです。作家さんの絵も完成されてきていてそれも見所です。結末までまだまだかかるでしょうが、続きと完結が楽しみです。

ほのぼのと童話のような可愛らしい絵柄と世界観で心温まるような恋のエピソードもあり楽しく読み進めていくのですが、全体の軸になる設定はかなり深く作り込まれおり、謎解きのようにちょこちょこと小出しに出てくるので初見ではほとんど意味が分かりませんでした。1〜5巻まで何度か読み直して、ようやく頭が追いついてきたところです。訪問者ヒンヤリ君の正体は7兄弟の父ペレグリナスの後釜だとして、一体どんな世界で誰の手により誕生して送り込まれてきたのか。皇帝ちゃんとは一体何者なのか。全ては食べ物の豊富な国の亡霊の仕業なのか。気になることだらけで早く続きが読みたい、と思ってしまいます。しかし何より背景や登場人物の装束のデザインなど線が細かく柔らかく画面が美しい。いつか紙媒体でもほしいし、カラー表紙の画集があったら是非購入したいです。じっくりペースの作家さんのようなので続きはしばらくは待つ事になりそうですが、それでも構わないのでこのままの凝った絵柄と厚みのあるお話を描き続けてもらいたい…！そんな風に思える良質な作品に出会えて幸せです。

作者さんの世界観が好きで一気読みしました。登場人物が多いから、一度読んだだけではわからないことがあるので、読むたび発見があります。深いです。

登場人物も、世界観も、全部が好き。謎が多いのでこれから楽しみです。