レビュー一覧

戦争は悲しい。だけど武力反対だけ叫んでいる奴らもおかしい！とにかく悲しい!

今の世の中では考えられない様な環境でたくましく生き抜き、その後の高度経済成長で成功した、とても良いお話でした。

戦争孤児と出会った人たちが協力しながら、たくましく生きていく物語でした。辛さとか切なさとか人のあたたかさとか色々なものを感じ取ることができる作品でした。

原作を先に読んでいました。 最後は随分と端折ってしまった感があり、★一つマイナスですが、全体的にはよく表現していると思いました。 ネタバレですが、原作では前田さんがお母さんへの思いを伝えないまま終わってしまい、残念に思っていたので、漫画の方で少し救われました。　でも、もう1、2巻分くらい後半をしっかり描いてほしかったと思いましたが、まだ続くようですね。無料で3巻まで読みましたが、続きも気になります。

３巻全部タダになっていたので読みました。泣きました。焼け出されて冬越しできなかった浮浪児もきっとたくさんいたのだろうと思います。原作者はSF作家だと思っていましたが、このようなドキュメンタリー？風の作品もあるのですね。原作が読みたいと思いました。

色々と考えさせられる内容でした。子どもたちがどのように成長し、育っていくのか、目が話せず、一気に読み進めました。

主人公たちの一生懸命な生き様がスゴイ。酷い目にあっても自分たちで決めたルールはしっかり守るのが良かった

面白くて一気に全巻読んでしまいました。絵も話に合っていて読みやすく、戦争を知らない世代に読んでもらいたい作品です。

それぞれが生きることに精一杯の時代に、登場人物皆が仲間を思いやって暮らしていることに胸を打たれました。実際はこんなにトントン拍子にいくわけもなく、当時を知る人が読んだらシンデレラストーリーに見えるかもしれません。しかしそれでも、子供たちが最後まで一人も欠けることなく過ごせたことを、喜ばずにはいられませんでした。この時代がフィクションではなく、73年前に実際にあった日本なのだと思うと、平和であることの尊さを改めて感じます。

前田さんの生き様がカッコよすぎる。最後まで死に場所はさがしていたんだね。