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話が繋がっていません。おまけに、こじつけ過ぎ。文学博士から陰陽師にいきなり飛躍して、おまけに、東宮の出現まで、ほとんど意味のない設定で、無理矢理すぎるでしょう。心理描写や背景の説明が全くなく、なぜ、子供の時に出会った姫に恋して、大人になってから求婚まで至るかなど説明はなし。なぜ、ただの姫が魅力的なのかも判らず、これから一生添い遂げるなど…、作者の頭の中ではもっと秘められた意味やシーンがあったのでしょうが、読んでいる側には全く理解できない話です。亡くなった妹のどこに劣等感を感じていたのかも不明で、その執着の強さだけで霊体を現世に繋ぎ止めておくなど、またも無理し過ぎの設定です…。姫であるヒロインは卑屈で、一体、それもどうしてそこまで卑屈なのかも判らず、Hシーンだけいきなり飛んで、たかがキス一つで、「これからはしとやかで、大人しい、女になるわ」などと、人生転換になるのかも不明です。

完璧すぎる双子の妹、素敵な男性がなぜ自分に求婚するのか、そして本当に妹ではなく自分を選ぶのか試してみたい女心、わかるなぁ。でもまさか最愛に妹が死んでいたなんて‥ショックがありすぎと人は記憶を書き換えちゃうんだね。最後は幸せな家庭を築けてよかった。

一途にヒロインを想い続けたヒーロー。きゃ~(≧∇≦)bとなる所だけど、Hが過ぎる！気持ちはわかるけどもね。双子ならではの悩みとか、コンプレックスもありつつ、実は…でぎょっとして、ヒーローからの寵愛を受けて沢山のお子に恵まれて…。片割れの分も幸せに、な気持ちて読み終えました。

とっても良かったです。初めて借りました。これから藻たくさんかり、読んで見ようと思ってます、本当にありがとうございます