レビュー一覧

育児エッセイ系が元々好きなのですが、ほのぼのだけでなく、生温くない現実感溢れる展開が良かったです。

ダメなときって、どう頑張ってもダメだし、動くと余計に苦しいし､､､。そんなことだけじゃなくって、いいこともあるって実感出来る作品でした。

うまくいくことばかりではなくても、家族がいるから頑張れる。文字にするとシンプルだけど、この作品を読んで、家族って素敵だな、そのために頑張れるって尊いなと思いました。この子にすごく生まれてきてほしかったんだな、という愛を感じました。

父親になった男性の葛藤。男として、親として、根本的に大成したいんだよね。わかるよ。男の人ってそんな人とても多い。でも多分この手の人は実際に大成したら妻子捨てるでしょ。売れないで大工仕事してる方がお嫁さん幸せかもね。

まあまあおもしろかったけど、個人的にそこまで共感できなかったです。

妻さんやそのご両親は本当に人ができてますね。妻さんとお子さんのために大当たりしてほしいです。

大変な職業ですねー。奥さんもよくがんばってますね。

父親目線の育児エッセイは珍しいので興味が湧いて読んでみました。私は女性ですが作者の性格に近いとこがあるので色々と共感できました（仕事先で上司に何度も怒られて心がポッキリ折れてしまうところとか）作者のように「親になる資格がない」と自虐していても子供が生まれてくれば親にはならざるを得ず。そう考えると親って自発的になってゆくものではなく、子供が自分を「親にしてくれる」ものなのかなと思います。ところで作中ずっと原作付き連載の話が出てたんですが結局どうなったんですかね？少し調べたらラブドールズという作品が出てきたんですがこれかな？

売れないマンガ家って大変そうだなあと思いました。