レビュー一覧

相変わらずの絵の丁寧さ、ストーリーも無理なく進み ヒーローヒロインともに心情の移りも表れてます。ヒーローの勘違いから始まる展開ですが、ヒロインが強く逞しい…けど、ヒーローが惹かれてしまう ギャップ。良かったです。

とても素敵なお話です。普通なら16歳の娘がヒロインなのに、敢えて、三十路のママをヒロインにするのは、流石、ハーレクインコミックですね。お相手の公爵様も、女心を、鷲掴みにする、逞しくピュアなイケメン様！楽しく、読ませて頂きました。

孤高の公爵シリーズ。ヒーローは最初 弟の想い人と勘違いし、失礼な態度でヒロインに接します。接しているうちに ヒーローは噂とは違う一面をヒロインに感じ始め 偶然にも2人で同じ任務につくことになります。任務遂行と共に誤解が解けて 引かれ結ばれますが、過去に縛られ 次の一歩を踏み出せないヒロイン。そんな2人に任務のクライマックスが発生、どうする2人？って言う感じなのに… 残念ながら ストーリーに盛り上がりを感じられなかったので、マイナス☆1

キャロル・モーティマーの時代ストーリー自体がまずドキドキして良い感じ！緒方淋の描くヒーローは、いつも甘いハンサムではなくちょっと厳しく固い男性。そんな男性がが女性にメロメロになってしまうのは、ヒロイン目線で読んでいると、とってもうっとりしてしまします。今回は対立していた二人が思わぬ事から共同して仕事をすることになり、お互いを牽制しながらも、つい相手も守ってしまいたいと思わず行動してしまうところが良かったです。時代物は服装や背景などの書き込みも素敵ですね。

ヒロインがかっこよくて素敵です。勘違いしてヒロインに冷たい態度を取るヒーローですが、きちんと謝罪したことが良かったです。

『孤高の公爵』シリーズ3作目です。今作のヒーロー、ダリアンが話の当初負傷している経緯については最近同じ尾方先生がコミック化されたシリーズ2作目『高慢な公爵の誤算』に描かれています。話の方ですが、『高慢な公爵』同様ちょっとダイジェストに流しているかな、という印象でした。原作の分量からいっても2巻物にしてほしかったです。ちなみ原作ではヒロインは34歳(コミック版は33歳のようですね)でヒーローは32歳設定ですが、原作で24歳設定のヒーロー弟の年齢を4つも下げたのは何故でしょう?

個人的には、いまいち。ドキドキ感がなかった。意外な展開では、ありましたが。

面白かったです。辛い過去を持つヒロインと恋愛や愛情より国家に尽くす事に燃える堅物ヒーロー。ちょっとしたサスペンス要素もあり、打倒ナポレオンの時代が舞台。多くの女性は世界情勢など知らずにファッションとパーティーで頭がいっぱいな時代にヒロインの凜とした姿勢や男のプライドより誤りを謝罪する潔いヒーローの姿が清々しいです。

「キャー」大人の恋愛なのに、初々しい！気持ち良いハッピーエンドでした。この方の描くヒロインはいつも聡明で可愛い感じの女性が多いと思いますが、とても好きです。

尾形先生のHQは、絵柄、ストーリーともに安定感抜群で、安心して読めます。気が強くて真っ直ぐなヒロインとオレ様で尊大な態度を取りながら、ヒロインにメロメロになっていくヒーローは先生の十八番。今回も堪能しました。