レビュー一覧

ヒーローの優しくも逞し位ところ、ヒロインの性格の良さがよかった❕ヒロインが自分に自信がもてすくよくよする姿もまた可愛らしい。安心して読み進められました。

領民のため望まない相手との結婚の前日に好きな王子の提案に縋る気持ちはわかりますが、いくら王子の発言だとしてもズルズルと反論も無いまま流され後は王子に全ておまかせなのは納得できません。それにこの王子もいくら主人公と一緒になりたいからいろいろな事を解決するためとはいえ、主人公に会うことも手紙すら出さないただ放置しているにも拘らず主人公がまさか悪く言われるとは思わなかったって・・。他の女性の言動や思惑が理解できるのに主人公のことには気が回らないとはどういうことなのですかね。主人公も王子も自己中なのにハッピーエンドになりましたって感じです。

ヒロインの耐える力と影でヒロインと国のために頑張ってたヒーローがよかったです。結果としては、何もしなくて黙って耐えただけのヒロイン、というわけですが、この耐えるというのがスゴイ。王太子妃の方が、可愛くて魅力的なんですが、物静かひたすら耐えるというヒロインにヒーローは惹かれたのかなぁ？と思います。まあ、父王様の態度がチョット納得いかないけどね、ヒロインの人となりを分かって納得してるのかなあ？

王子様の本当の気持ちがわからずに、一時の気まぐれ！？飽きたら、捨てられるパターンかと思いきや、裏では、陰謀を暴こうと動きながら、好きな人と結婚をしたい！と、誠実な王子様。憧れます〜(*^^*)

うーん。この作品の主人公は「領民のために」「王子のために」って正当化しながら、最後の最後まで色々な嘘を重ねちゃってます。その嘘の結果、主人公にとってかなり都合の良い流れでハッピーエンド。正直あまり好きになれません。悪い子じゃないのは分かるんですが、こういう小説の主人公らしからぬ世渡り上手感があるというか…。周りが良いように誤解してくれてるならそっとしとこう、みたいな…。設定自体は良い感じなのに、残念！！

賢い令嬢の大胆な決断。その後の葛藤がウジウジしていたり、痛快だったりと読みやすい。

取引やその後の諸々の動きが、ちょっと都合良くできすぎてる感がありました。二人の出会いと重ねた逢瀬のエピソードは良かったな。ヒロインがもう少し芯のあるところを見せてくれたら、なお良かったかも。

貴族としてのミュリエルの父親の気持ちも分かるけど間違いなく不幸な結婚になると分かってる相手と結婚させるなんて酷いなぁと思いました。、ギルフォード王子の頑張りが実ってよかったです。

作者様買いです。残念ながら余り好きになれない内容でした。王太子妃様の方がよっぽど魅力的です。ヒロインは完全に食われています。もう少しヒロインを魅力的に表現されていればよかったのですが、他のレビュアの方も書かれていますが、(なんか狡くない？）と思わせてしまう点や、（王子も後出しじゃんけんみたいに都合が良過ぎ）と思ってしまいました。折角設定は良いのに損をしている作品です。国王にも納得できません。あとですね、ストーリーとは関係ないですが誤字や文法上変だなと思う箇所が有ります。例えばヒロインの男爵家「メリウェザー」が「目利ウェザー」と表記されており、ページ上では改行されていたので､何の事か分からず3度ほど読み返してようやく理解しました。

作者さん買いです。王太子がどのような策を持っていて、ヒロインにとにかく黙っててと言うのか最後まで分からず、ワクワクしながら読みました。ヒロインの自己肯定感が低すぎて、すこしイラッとするところもありましたがとても面白かったです。