レビュー一覧

でたわ！沙野先生の人身御供もの！と思ったら元からトラウマもちだから、ちとヘビー。でもその分、ハッピーが来ます

タイトルまで変えての大改稿だったそうですが、読み応えありました。タイトルもこっちの方が好きですね。どういう意味かは作中にありますのでお読み下さい。意味が分かるとお話の内容と相まってしみじみします。

傷だらけの二人の物語。あまり言葉に出さない分、流れる空気や景色まで感じられる作品でした。それだけに元同級生の卑劣さが読んでいてしんどかったです。

主人公の同級生が登場しますが、ゲスすぎます。人間妬みからあんな悪業ができるものかなあと、むしろ関心します。主人公がかわいそうすぎます。でも、ラスト良かった

受けにとって辛い場面がありましたがハッピーエンドです。幸せそうな最後で良かったです。文章もキャラも素敵でしたがあんまり好みではなかったので少し評価下げます。

攻めも受けも心に鎧を付けていて、あまり会話がないけれど、心が互い惹かれ合ってる。もどかしい程不器用に歩み寄っていく描写が切なかったです。

良かったです。冒頭の二人の出会いも印象的で引き込まれました！二人の心情の変化も読み取れ共感出来ました！

元戦場カメラマン（攻め）と出版社副社長（受け）のお話です。受けの過去が結構かわいそうで、レイプシーンは、何度もフラッシュバックで描かれますので、そういうのが苦手な方はご注意を。でも、そこを我慢すると、後は幸せな様子を見ることができるので、我慢する価値ありかとも思います。

設定がめちゃくちゃです。戦場カメラマンの写真集が売れるとでも？しかもここに来て人物取り始めるのおかしくないか？

情緒あふれる素敵な作品でした。写真家っていいですね！