レビュー一覧

つい最後まで読みましたが、汚部屋系漫画の中ではつまらない方だと思う。主人公の描き方に魅力がない。いつもブスッとしていて、女性的な魅力が全くない。女性漫画家がやや自虐的に自分を表現しがちだが、読んでいて共感しにくいし、キャラとしても魅力を感じることができない。出てくる家族もなんだか少しも救いがないし。とにかくイマイチ。、

汚部屋を通して、家族や自分の問題に向き合った内容で、さっぱり読みやすいですが、深く心に響きました。部屋はその人の精神状態や生き方を映す鏡なんだとしみじみ感じました。何度か読み直し、その都度気付きを得られる作品だと思います。

どう上手くお掃除をするのかというエッセイというよりは、家族の心の問題を片付けを通して描かれていてやりきれない思いや切なさなどが伝わってきて色々と考えさせられました。

うちの母も片付けられない人でした。私がキレながら「だらしない」と片付けるとワンワン泣かれたのもそっくりです。「お前が片付けたから物がどこにあるかわからなくなった」と文句を言われ…。そんな母ですが父が亡くなった後は片付けが出来ています。本当に攻略しなければいけないのは妹と弟なのでしょう。作者さんはあの家で父親の役をやってしまっていたのかな。報われない切なさが沁みます。

面白いけど笑えない内容の作品。作者さんホント鬱なの？と思えるくらいの頑張り具合に思わず拍手してしまいました。

もっと続きが読みたい。面白かったです。私も作者と同じで家族は片づけできません。

うちの家族も片付けて苦手なんで、大変興味深く読ませていただきました。

私は病的に片付けられないので、家族の気持ちがわかる。でも、似たような家族を持っているので、作者さんの気持ちもわかる。今は離れることで逃げたけど、いつまで逃げられるかはわからない。「きれいにすると運気が良くなる」のは、片付けた本人だけであって、それを見て「片付けよう」という気持ちが家族のなかに芽生えない限り片付けるのは無理だろう。作者も終盤で薄々気付いたようだが、片付けは、心の問題なのだから...。途中キリストのギャグだけは、ちょっとどうかと思った。信仰を軽く見るような人には、他人の気持ちを理解するのは無理だろうなと。48Hで250pに割引だったのでお安く感じましたが、800pだったら内容薄すぎかな。評価は割引での評価です。800pだったら★3-かな。

よくあるお掃除のハウツー本かと思ったら、途中から全然違いました。作者さんはもう実家から離れて関わらないように生きていってほしいです。

断捨離をはじめて、そこから5Sに行き着いたものの、掃除のメリットやデメリットについて具体的に描かれてて読んでて〜なるほど〜ってなところが多かった❗断捨離&5S大好きな自分にとってはオススメの1冊。