レビュー一覧

　 昔、読みました。たった120ページ程度の短編だったなんて。しっかりした世界観。個性的なキャラクター。息もつかせぬ展開。思いもよらなかったラスト。もっと長いお話だと思っていました。読んで損はない名作です。

流石！の一言です。テンポよくエピソードが詰め込まれているのに、読みやすくうるさくない。そして本質は実にシンプル。読後のすっきりとした感じを味わいたくて、何度も何度も読んでしまいます。終わり方もとても好きです。

今となってはありがちなお話ですが、当時はかなり斬新だったと思います。今読んでも十分に面白いSF長編でした。

「遊び玉」とかもそうなのですが萩尾さんのSFはホンモノです。オマケの「スペース・ストリート」がかわいい♡

不朽の名作って存在するんですね…。令和の現在に読んでも凄く面白かったです。

私は萩尾望都さんのファンです。どの作品もおもしろかったです。この11人いる！も素晴らしい作品でした。読んだことはあるのですが、もう一度読みたくて購入しました。購入してよかったたお思っています。最後の方で石頭が言ってた通り、この世の中は不測の事態に安生あれているのだと思います。どんな突発的な出来事に対応できるような冷静な行動と決断力が、人間には必要であることを教えてくれる素晴らしい作品でした。

昔読んだのに結末を忘れてしまったので購入。古い漫画だけど今読んでも面白い。

懐かしさに思わず購入してしまった同世代も、きっと多いはず。これはSFであり、質の高いクローズドサークルのミステリーであり、捻りアリのロマンチックコメディでもある、素敵な作品だと思います。登場人物一人一人が個性的で、愛すべき存在。衝突はあっても、基本的に悪人がいないので、爽快感が得られました。ただそれだけに、続編は、私にはキツかった。でも、気を揉ませる素晴らしいストーリー展開と、希望を見せるエンディングは、一読の価値アリと思います。

彼方のアストラの原型だが、こっちの方が漫画として面白い。彼方のアストラはストーリーは面白いが、漫画としてのテンポがひどすぎる。こっちはテンポが良く、キャラクターも感情移入しやすく出来ている。

昭和の名作とも言えるSF少女漫画で、かなり読み応えがあります。今時の薄っぺらな漫画を読み慣れている人にとって純文学のような重厚感を覚えると思いますが、昭和時代のSFと少女漫画の世界観を体感出来て面白いと思います。個人的に…続編の展開があんまりすぎて泣けます…。