レビュー一覧

凄い・・ただこの一言につきます。自分もなぜ海に惹かれるのかほんの少しだけわかった気がします。

神秘的なお話、絵の素晴らしさで申し分がないです。少々煙に巻かれた感じは否めないですが、でも分かった気になることが一番いけないことなのかもしれないと思いました。絵本にしても良いと思いました。小学生とかに読ませたら、小さい子の方が理解できるお話のような気がしました。

これは、ポエムなのか？最初から最後まで、何が起こったのか、また何を言いたかったのかがサッパリ判らず。ある事象について、それが何であるのか、現実なのか空想なのか、そうなる理由は何なのか…まったく描かれていない！！若干気味の悪い描写もあり、受け付けなかった。最後の5巻でもし全てが解き明かされるなら良いが、結局は最後すべてをごまかしてお終い。

映画化したから気になって見てみてけど、ぼーっとした絵であんまり話が入ってこない。 いまいちだった。。。

海で発見された孤児の兄弟と奇妙な海洋現象の謎を描く、ファンタジーサスペンスです。第一巻の半ば過ぎ迄は少々緩慢で魅力的な作品とは言い難い印象でしたが、そこからは中々に興味深い展開を見せており、主人公達の運命が気になる作品でした。

物語というより海の中に引き込まれる感覚でした。これ映画化されたらどうなっちゃうの…

映画化されるので気になり読みました。海の中の描き方がとても美しくて、これはフィクション？ノンフィクション？どちらが食べられてはしまうの？一夏の、一生瑠花の心に残る大きな出来事がこれから起こるんだなと思いました。目が離せなくて最後まで気になります！

命の連鎖と循環を人と人でないものを通して探求していくように思えた。一気に読んじゃった…。自然の描写が細かく丁寧な反面、人物画は好き嫌いが別れるかと。

言葉では簡単に表せない、心で感じるような作品でした。

「カボチャ〜」で自然や動物の描写力の高さは知っていましたが、こちらの作品では海、海の生物で描写力が発揮されていて相変わらず素晴らしい。その他街並みや船など描写力どれを取っても非がありません。珍しいところでは水族館の裏側の描写もあり、こんな風になっているのかと楽しめます。絵と設定と登場人物は非常に魅力的ですが、途中からビジュアル的には凄いけれど話としては意味不明なシーンが徐々に増えてきます。絵や世界観を楽しむ目的ならとても良い作品ですが、ストーリーを楽しむ目的だと途中から当てが外れたとなるかもしれません。この作者の魅力を最大限に楽しむなら短編集が一番いいかもしれません。作者の創り出す不思議な世界がいい具合に謎として余韻が残ります。あるいはカボチャやリトルフォレストなどの現実に基づいたものでしょうか。とはいえこれだけ魅力のある世界を創り出せる作者ですから、やはり長編も読んでみたい。ぜひ相性のあう作家さんを見つけて長編を出してくれることを期待しています。