シンデレラが舞踏会で踊った相手は王子さまではなく、悪魔だった。

ミラノ社交界に君臨するラファエル・マストランティーノ――祖母の死後、初めて対面した祖父の開いた花婿探しの舞踏会で、巨大企業CEOが放つ圧倒的オーラに、ピアは釘付けになった。祖父のお気に入りの花婿候補はしかし、黒い瞳を光らせ、ピアを嘲ったのだ。「裕福な老人を欺いて良心は痛まないか？」財産目当てと侮辱され、ピアは彼とは関わるまいと決めた。だが、別の花婿候補の求婚を断った直後に祖父が倒れてしまい、ピアは祖父のため、ラファエルと恋仲のふりをすることに。悪魔のような彼の仕打ちに心乱される日が来るとも知らず……。

■生き別れだった祖父が息子同然にかわいがってきたという億万長者ラファエル。けれど彼はその美しい外見とは裏腹に、堕天使さながらピアになぜか冷たく侮蔑的な言動をとるのでした。人気急上昇中のタラ・パミーが綴る、冷酷無比な大富豪に恋した乙女の物語。

夢から現れた美しい妖精が奇跡の季節、孤独な男に届けたものは？　■また彼女だ。シルクに包まれ、やさしく、甘く、くらくらするような女性の香り――いつも見る夢の断片。アレッサンドロは、クリスマスを前に今日もまた同じ夢を見た。顔が見えないから夢の女性が誰なのかわからない。彼は苛立ちを抑えるように、山荘の庭で一人、斧をふるった。そのとき、ふいに呼び止められた。「あの、すみません」振り返ると、女性がキルトの大きな包みを抱えて立っている。謎めいたまなざし。まるで妖精だ。女性は、車が故障して困っていると言った。雪は激しさを増し、このままでは山を下りられなくなるだろう。さっそく修理工場へ連絡して、彼女に急いで帰ることを勧めると、妖精の目元がダイヤモンドの滴のようにきらめいた。涙だろうか？　アレッサンドロはなぜか彼女が自分に会いに来たのだと確信した。

公爵様と結ばれるなんて、まるでシンデレラみたい……。舞踏会で出会った公爵と結婚した平民の娘エリノア。迎えた初夜、処女でないと疑われて――なんと彼は極度の女性不信！？　私とは父との取り引きで結婚した！？　「こんなに乱れる君は、淑女より娼婦の才能があるようだね」屈辱的な言葉を囁かれ、激しく身体を奪われ……。公爵には不幸な過去が。彼に本当の愛を教えるのは私だけ！

むかしある国に「シンデレラ」というとても美しい娘がいました。シンデレラはまま母や姉たちに朝早くから遅くまで働かされ、汚い身なりをしていました。ある日、魔法の力でドレスとガラスの靴を得たシンデレラは舞踏会で王子様に出会い、瞬く間に恋に落ちました。
シンデレラの物語は遠い昔のものではありません。あなたも王子様に出会うチャンスは必ずあります。それには「自分の中の宝物」に気づく知恵が必要です。この本は、まだ王子様のいないあなたに贈る、最高のシンデレラ成功物語です。

※本商品は「シンデレラ・プロジェクト　あなたも必ず王子様に出会える！」（KKロングセラーズ刊　潮凪洋介著）をオーディオ化したものです。

■著者プロフィール
潮凪　洋介（しおなぎ　ようすけ）
1970年3月18日生まれ。
1993年早稲田大学社会科学部卒。「恋愛は現場で起こっている！　会議室や書物の中ではない！」をテーマに、合コンやクラブパーティの経験を生かし、リアルな恋愛セオリーを提唱。恋愛トークショー、女性誌、単行本執筆、インターネットの総合情報サイトAll　About「出会い」ガイドなどで活躍。

■目次
前奏曲☆　まだ王子様のいないあなたに贈る　素敵な愛の成功物語
シンデレラ・プロジェクト
第一幕☆　王子様に会う前のキラキラ自分磨き
シンデレラ変身プロジェクト
第二幕☆　王子さまに出会う
王子様のハート・ゲット作戦プロジェクト
第三幕☆　恋の始まり
ガラスの靴と運命の恋
第四幕☆　幸せな生活のはじまり
もうあなたは正真正銘のシンデレラ

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