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やっとあなたに会えたのに、どうしていいのかわからない。
■四カ月前に夫のセバスチアンが姿を消してから、ゲリスの幸せだった日々は悪夢へと変わった。もう戻らないという手紙が送られてきただけで、夫がいなくなった理由も消息も、何もつかめないままだ。もうじきクリスマスだというのに……。ゲリスは悲しみを抱え、街のカフェにひとり座っていた。やがて店のドアが開き、入ってきた背の高い黒髪の男を見て、彼女は激しいショックに襲われた。これは幻覚? いいえ、そうじゃない。彼は間違いなくセバスチアンだ。ところが凍りついているゲリスに、夫はいぶかるような視線を返してきた。
■四カ月前に夫のセバスチアンが姿を消してから、ゲリスの幸せだった日々は悪夢へと変わった。もう戻らないという手紙が送られてきただけで、夫がいなくなった理由も消息も、何もつかめないままだ。もうじきクリスマスだというのに……。ゲリスは悲しみを抱え、街のカフェにひとり座っていた。やがて店のドアが開き、入ってきた背の高い黒髪の男を見て、彼女は激しいショックに襲われた。これは幻覚? いいえ、そうじゃない。彼は間違いなくセバスチアンだ。ところが凍りついているゲリスに、夫はいぶかるような視線を返してきた。
恋するブライズメイド
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:リズ・フィールディング 石崎比呂
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:159ページ
- ポイント数:レンタル300ポイント 購入600ポイント
- レビュー:(6)
デイジーは、兄の親友のロバートに子供のころから片思いをしている。十六歳のクリスマスにふたりはキスをするが、半年後には彼が別の女の子とキスしているのを見てしまう。以来、デイジーはロバートの妹分を演じてきた。独身主義者で次々とつき合う女性を替えるロバートに、もう傷つけられたくないと思うからだ。兄の結婚式でデイジーは花嫁の付き添いを務めることになり、準備に忙しい兄たちを見て胸がきゅんとなる。ロバートのことは忘れよう。待つだけの存在からは卒業するわ。あるパーティで出会った男性と会場を抜け出そうとしたデイジーは、とたんに、ロバートに連れ戻された。「君はぼくのものだってことを忘れてもらっちゃ困るよ」そう言って彼はキスをしてきた。