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沼津と熊本を結ぶ線に沿って地殻が約一キロほど開き、六十九の大地震が同時発生した「大分割(クラックド)」後の近未来の日本。家族を看取ったあと、高層マンション内に留まっていた大鵬式人(たいほうしきひと)は、食料を求めて侵入してきた佐名木田滴と行動を共にする。荒廃した日本を危険も顧みず旅する佐名木田は、帯広にある国家的喪失対策情報叢、通称JDAC(ジェイダック)を目指していると言うが……。
※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「未明のシンビオシス」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「未明のシンビオシス」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
ベテランから日本SF界の未来を担う新鋭まで、現代SF界を牽引する書き手が集結。新時代を創る書き下ろしアンソロジーシリーズ第4巻。第12回創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞作を掲載。
【目次】
はじめに
小川一水「未明のシンビオシス」
川野芽生「いつか明ける夜を」
宮内悠介「1ヘクタールのフェイク・ファー」
宮澤伊織「ときときチャンネル#2【時間飼ってみた】」
小田雅久仁「ラムディアンズ・キューブ」
高山羽根子「ほんとうの旅」
鈴木力「SFの新時代へ」
溝渕久美子「神の豚」〔第12回創元SF短編賞優秀賞受賞作〕
松樹凛「射手座の香る夏」〔第12回創元SF短編賞正賞受賞作〕
第12回創元SF短編賞選考経過および選評
ちいさなあとがき
編集部より
【目次】
はじめに
小川一水「未明のシンビオシス」
川野芽生「いつか明ける夜を」
宮内悠介「1ヘクタールのフェイク・ファー」
宮澤伊織「ときときチャンネル#2【時間飼ってみた】」
小田雅久仁「ラムディアンズ・キューブ」
高山羽根子「ほんとうの旅」
鈴木力「SFの新時代へ」
溝渕久美子「神の豚」〔第12回創元SF短編賞優秀賞受賞作〕
松樹凛「射手座の香る夏」〔第12回創元SF短編賞正賞受賞作〕
第12回創元SF短編賞選考経過および選評
ちいさなあとがき
編集部より
遠未来の宇宙。始祖ゴールデンバウムによる王朝樹立以降、専制君主と門閥貴族が支配する銀河帝国と、その独裁に抵抗する人々が作り上げた民主主義国家・自由惑星同盟(フリー・プラネッツ)、帝国領でありながら陰で権力を操ろうと画策するフェザーン自治領(ラント)──三つの勢力によって構成された銀河の盤面で繰り広げられる英雄たちの闘争と栄光を描いた宇宙叙事詩は、刊行から現在に至るまで日本SFの金字塔として永らく読者を魅了し続けている。『銀河英雄伝説』を愛してやまぬ作家たちが捧げる6編を収録する公式トリビュート集。
【収録作】
序文=田中芳樹
「竜神滝(ドラツハ・ヴアツサーフエル)の皇帝陛下」小川一水
「士官学校生の恋」石持浅海
「ティエリー・ボナール最後の戦い」小前亮
「レナーテは語る」太田忠司
「星たちの舞台」高島雄哉
「晴れあがる銀河」藤井太洋
著者のことば
【収録作】
序文=田中芳樹
「竜神滝(ドラツハ・ヴアツサーフエル)の皇帝陛下」小川一水
「士官学校生の恋」石持浅海
「ティエリー・ボナール最後の戦い」小前亮
「レナーテは語る」太田忠司
「星たちの舞台」高島雄哉
「晴れあがる銀河」藤井太洋
著者のことば