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「名画」とされる作品には、戦慄と恐怖のエピソードが隠されている! 100万部突破の桜澤麻衣シリーズ、怖い名画ブームの決定版です! ムンクの『叫び』、ピカソの『ゲルニカ』、悲劇を暗示する肖像画『マリー・アントワネットと子どもたち』からゴヤの『我が子を食らうサトゥルヌス』まで、56枚の世界&日本の名画を掲載!
親から子どもへと語り継がれてきたイソップ物語や日本昔話。これらの話、実際は人間への忠告として脈々と語り継がれてきた物語で、本来は残酷極まりない内容であることを知る人は少なくなっただろう。それは決して、子ども向けの楽しいだけの物語ではなく、いつの世でも人間社会に蠢く魑魅魍魎たちを描いた戦慄の恐怖に満ちた世界なのである――。
日本の童話……それは古来より庶民の口から口へと語り継がれ、徐々に形を変えていった。しかし本来、伝承されてきた昔話には人間の「情念」や「強欲」などが描かれていた。たとえば、女を利用してのし上がった『藁しべ長者』や、飢えた人間たちが食人という禁忌を犯した『かちかち山』などがそれである。現代では明るみに出ることのない、闇に葬り去られた日本の真の姿全10話を収録。