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【アーシュラ・K・ル=グイン賞特別賞受賞作】
未知のパンデミックに襲われ、人々の絆や社会が崩壊しかけた近未来。余命わずかな子供たちを安楽死させる遊園地で働くコメディアンの青年、亡くなった人との短い別れを演出するホテルの従業員、地球を離れて新天地をめざす宇宙移民船……
消えない喪失を抱えながらも懸命に生きる人々の姿を描く、新鋭による切なくも美しい第一長編。
解説=渡邊利道
未知のパンデミックに襲われ、人々の絆や社会が崩壊しかけた近未来。余命わずかな子供たちを安楽死させる遊園地で働くコメディアンの青年、亡くなった人との短い別れを演出するホテルの従業員、地球を離れて新天地をめざす宇宙移民船……
消えない喪失を抱えながらも懸命に生きる人々の姿を描く、新鋭による切なくも美しい第一長編。
解説=渡邊利道
ロボット・アップライジング AIロボット反乱SF傑作選
- ジャンル:小説・文芸
- 著者:スコット・シグラー チャールズ・ユウ ヒュー・ハウイー アーネスト・クライン コリイ・ドクトロウ ジュリアナ・バゴット アレステア・レナルズ イアン・マクドナルド ロビン・ワッサーマン ジョン・マッカーシー ショーニン・マグワイア ンネディ・オコラフォー ダニエル・H・ウィルソン D・H・ウィルソン J・J・アダムズ 新井なゆり 金子浩 佐田千織 小路真木子 中原尚哉 原島文世
- 出版社:東京創元社
- 長さ:440ページ
- ポイント数:購入1,364ポイント
人類よ、恐怖せよ――進化を続けるAIやロボットは猛烈な勢いで現代文明に浸透しつつあるが、もしもそれらがくびきを逃れ、反旗を翻したら? 『フランケンシュタイン』から『2001年宇宙の旅』『ターミネーター』『マトリックス』まで、繰り返し扱われてきた一大テーマに気鋭の作家たちが挑む。1955年にAI(人工知能)という言葉を初めて提示した伝説的科学者ジョン・マッカーシーの短編を始め、アレステア・レナルズ、イアン・マクドナルド、ヒュー・ハウイー、アーネスト・クライン、コリイ・ドクトロウらの傑作を収録したアンソロジー。
【目次】
序文=ダニエル・H・ウィルソン
神コンプレックスの行方=スコット・シグラー
毎朝=チャールズ・ユウ
執行可能(エクセキユータブル)=ヒュー・ハウイー
オムニボット事件=アーネスト・クライン
時代=コリイ・ドクトロウ
〈ゴールデンアワー〉=ジュリアナ・バゴット
スリープオーバー=アレステア・レナルズ
ナノノート対ちっぽけなデスサブ=イアン・マクドナルド
死にゆく英雄たちと不滅の武勲について=ロビン・ワッサーマン
ロボットと赤ちゃん=ジョン・マッカーシー
ビロード戦争で残されたいびつなおもちゃたち=ショーニン・マグワイア
芸術家のクモ=ンネディ・オコラフォー
小さなもの=ダニエル・H・ウィルソン
謝辞
解説=渡邊利道
編者紹介
訳者紹介
【目次】
序文=ダニエル・H・ウィルソン
神コンプレックスの行方=スコット・シグラー
毎朝=チャールズ・ユウ
執行可能(エクセキユータブル)=ヒュー・ハウイー
オムニボット事件=アーネスト・クライン
時代=コリイ・ドクトロウ
〈ゴールデンアワー〉=ジュリアナ・バゴット
スリープオーバー=アレステア・レナルズ
ナノノート対ちっぽけなデスサブ=イアン・マクドナルド
死にゆく英雄たちと不滅の武勲について=ロビン・ワッサーマン
ロボットと赤ちゃん=ジョン・マッカーシー
ビロード戦争で残されたいびつなおもちゃたち=ショーニン・マグワイア
芸術家のクモ=ンネディ・オコラフォー
小さなもの=ダニエル・H・ウィルソン
謝辞
解説=渡邊利道
編者紹介
訳者紹介
老人と犬
- ジャンル:小説・文芸
- 著者:ジャック・ケッチャム 金子浩
- 出版社:扶桑社
- 長さ:181ページ
- ポイント数:購入880ポイント
『少年と犬』(第163回直木賞受賞)馳星周氏絶賛!
「人は犬にいかに癒されるか。ケッチャムは暴力と流血の中でその事実を綴る」
『隣の家の少女』『オフシーズン』に次ぐ、待望の復刊!
老人が愛犬と共に川釣りを楽しんでいる。そこへ少年が三人近づいて来た。中の一人は真新しいショットガンをかついでいる。その少年が老人に二言三言話しかけたかとおもうと、いきなり銃口を老人に向け金を出せと脅した。老人がはした金しか持っていないと判るや、その少年は突然、銃を犬に向けて発砲し、頭を吹き飛ばした。愛犬の亡骸を前に呆然と立ち尽くす老人。笑いながらその場を立ち去って行く少年たち。あまりにも理不尽な暴力!老人は“然るべき裁き”を求めて行動を開始する。
「人は犬にいかに癒されるか。ケッチャムは暴力と流血の中でその事実を綴る」
『隣の家の少女』『オフシーズン』に次ぐ、待望の復刊!
老人が愛犬と共に川釣りを楽しんでいる。そこへ少年が三人近づいて来た。中の一人は真新しいショットガンをかついでいる。その少年が老人に二言三言話しかけたかとおもうと、いきなり銃口を老人に向け金を出せと脅した。老人がはした金しか持っていないと判るや、その少年は突然、銃を犬に向けて発砲し、頭を吹き飛ばした。愛犬の亡骸を前に呆然と立ち尽くす老人。笑いながらその場を立ち去って行く少年たち。あまりにも理不尽な暴力!老人は“然るべき裁き”を求めて行動を開始する。
異星種族<やつら>との戦争に隠された真相を、全人類に向けて暴くことに成功した帰還兵ジェイコブたち。さらにシリウス系の<やつら>の根拠地に潜入した彼らは、激戦のすえなんとかファーストコンタクトに成功し、星間戦争を終結させた。だが平和が訪れると思われたのもつかのまだった。秘密結社(カバル)のメンバーは、<やつら>の先進バイオナノテクノロジーを吸収し、また最新鋭のフリゲート艦隊を奪取してコロニー星系に逃亡したのだ。人類間に新たな大戦が始まろうとしていた……。
『帰還兵の戦場』の新鋭が放つ、傑作ミリタリーSF新シリーズ! /解説=岡部いさく
『帰還兵の戦場』の新鋭が放つ、傑作ミリタリーSF新シリーズ! /解説=岡部いさく
元特殊部隊員のジェイコブは、人類とはまったく異質な異星生命体<やつら>との過酷な戦いから帰還して以来、荒廃した地球ですさんだ生活を送っていた。そんな彼に元上官のロールストン少佐から連絡が入る。<やつら>の一体が地球に侵入したので始末しろというのだ。
全身の強化処置の封印を解除され、複雑な感情を抱きつつも兵士として復活した彼は、瀕死の異星生命体を保護していた少女モラグと出会う。どうやら相手は攻撃ではなく、人類との和平のためにやってきたらしい……かくて星間大戦を終わらせるため、帰還兵と少女の旅がはじまった! /解説=岡部いさく
全身の強化処置の封印を解除され、複雑な感情を抱きつつも兵士として復活した彼は、瀕死の異星生命体を保護していた少女モラグと出会う。どうやら相手は攻撃ではなく、人類との和平のためにやってきたらしい……かくて星間大戦を終わらせるため、帰還兵と少女の旅がはじまった! /解説=岡部いさく
わたしはサムじゃない
- ジャンル:小説・文芸
- 著者:ジャック・ケッチャム ラッキー・マッキー 金子浩
- 出版社:扶桑社
- 長さ:139ページ
- ポイント数:購入600ポイント
結婚して八年たったいまもパトリックとサムは深く愛しあっている。ところがある日の真夜中、パトリックはサムの泣き声で目を覚ます。なぜかサムの心は五、六歳児並みの幼い少女になってしまっていて「わたしはサムじゃない、リリーよ、あなたなんか知らない」と言い張るのだ。パトリックはなんとかしてサムを取り戻そうと決意するが……。不条理な試練にさらされる夫婦の姿を描く新境地の連作二篇に加え、ケッチャム節炸裂の衝撃作「イカレ頭のシャーリー」を併録。これが鬼才の現在進行形だ!