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役を生きる俳優の輝き、世界観を作り出す舞台装置、息を潜めた客席の雰囲気。すべてが合わさって生まれる「舞台」は、同じものは二度と生まれない特別な空間です。きらびやかで華やかな非日常を楽しむ場所であると同時に、「誰かの人生を演じてみる」「そこに自分の人生を重ねてみる」意外に身近な場所なのかもしれません。自分という「役」を演じながら日々を過ごすわたしたちにとって、毎日が自分だけの「舞台」とも言えます。
ミュージカル、バレエ、ストレート・プレイ、2・5次元……さまざまな舞台をテーマに描かれた五つの物語を収録した文庫オリジナル・アンソロジー、開幕です。
【目次】
ここにいるぼくら=近藤史恵/宝石さがし=笹原千波/おかえり牛魔王=白尾 悠/ダンス・デッサン=雛倉さりえ/モコさんというひと=乾 ルカ/解説=三宅香帆
ミュージカル、バレエ、ストレート・プレイ、2・5次元……さまざまな舞台をテーマに描かれた五つの物語を収録した文庫オリジナル・アンソロジー、開幕です。
【目次】
ここにいるぼくら=近藤史恵/宝石さがし=笹原千波/おかえり牛魔王=白尾 悠/ダンス・デッサン=雛倉さりえ/モコさんというひと=乾 ルカ/解説=三宅香帆
桜庭一樹、新連載『名探偵の有害性』スタート。
乾 ルカ、近藤史恵、笹原千波、白尾 悠、雛倉さりえなど豪華執筆陣で贈る、読切特集「舞台!」。
宮澤伊織、読切短編掲載ほか。
【目次】
【新連載】
名探偵の有害性 第1回 桜庭一樹
●一世を風靡したかつての名探偵。わたしは彼の、助手だった――直木賞作家が贈る最新長編!
【特集 舞台(ステージ)!】
ここにいるぼくら 近藤史恵
●「キャス変」が、いかに大きな波紋を呼ぶか、ぼくはまったく気づいていなかった
宝石さがし 笹原千波
●夢を諦めたデザイナーと、挫折を経験したバレエダンサー。ふたりが挑む新たなステージは――
おかえり牛魔王 白尾 悠
●正しく目立つ、美しい同僚。空気を読まず、定時で颯爽と職場から消える彼女が、何より優先するものとは
ダンス・デッサン 雛倉さりえ
●劇団に所属し、日々ミュージカルの舞台に立つ瀬木。心にはいつも亡くなった友人、理人の姿があった
モコさんというひと 乾 ルカ
●二・五次元の観劇を生きがいにする真美。あるフォロワーの呟きに目が止まって……
『007/カジノ・ロワイヤル』宝塚歌劇にて舞台化記念 特別インタビュー
宝塚歌劇団 宙組トップスター 真風涼帆
【小特集 読む、味わう、絶対ハマる!<猟区管理官ジョー・ピケット>の世界】
発砲あり C・J・ボックス 野口百合子 訳
●広大な丘陵地帯でハンターの車が撃たれた。猟区管理官のジョー・ピケットが現場に向かうと……。大人気シリーズが短編で登場!
<猟区管理官ジョー・ピケット>シリーズの魅力 西部の大自然と心優しき正義の男 三橋 曉
ここだけの訳者あとがき 野口百合子
2023年6月刊行! 新刊『Off the Grid』紹介
【小説】
明治殺人法廷 第4回 芦辺 拓
●質屋一家六人殺しの現場は、あらゆる場所が内側から施錠されていた。惨劇の現場を訪れた二人を待ち受けるものは
きみのかたち 第7回 坂木 司
●新学期になってからシュンが登校していない。今彼は、どこにいて、何を考えているんだろう?
特撮なんて見ない 第7回 澤村伊智
●音無が主演女優として姉を連れてきたことで、湯浅組に新たな波紋を呼ぶことに……
記憶の対位法 第4回 高田大介
●人種、出自、貧富、教育。さまざまな分断に抗い己のあり方を問う若者達の選択は――
ときときチャンネル#4【近所の異世界散歩してみた】 宮澤伊織
●同居人の天才科学者・多田羅と動画配信を始めたさくら。なんだかんだで第4回、今回のネタは……?
【特別企画】
第23回本格ミステリ大賞候補作決定!
第23回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過
日本推理作家協会賞の新部門「翻訳小説賞」スタート
【ESSAY】
私の小さな地図帖 その一 海へつづく道 山崎佳代子
装幀の森 第6回 アルビレオ
翻訳のはなし 第8回 仕事と締め切り 杉田七重
乱視読者の読んだり見たり 第6回 『ロリータ』と映画 若島 正
ホームズ書録 蔵書の価値に十年以上気づかなかった『怪人魔人』 北原尚彦
【COLUMN】
ひみつのおやつ*取引先からいただくお土産 なみあと
私の必需品*ブックカバー 砂村かいり
【INTERVIEW 期待の新人】
真紀涼介
【INTERVIEW 注目の新刊】
『赤い月の香り』 千早 茜
『花に埋もれる』 彩瀬まる
【BOOKREVIEW】
[文芸全般]瀧井朝世
[国内ミステリ]宇田川拓也
[翻訳ミステリ]村上貴史
[SF]渡邊利道
[ファンタジイ]三村美衣
執筆者紹介
編集後記・次号予告
乾 ルカ、近藤史恵、笹原千波、白尾 悠、雛倉さりえなど豪華執筆陣で贈る、読切特集「舞台!」。
宮澤伊織、読切短編掲載ほか。
【目次】
【新連載】
名探偵の有害性 第1回 桜庭一樹
●一世を風靡したかつての名探偵。わたしは彼の、助手だった――直木賞作家が贈る最新長編!
【特集 舞台(ステージ)!】
ここにいるぼくら 近藤史恵
●「キャス変」が、いかに大きな波紋を呼ぶか、ぼくはまったく気づいていなかった
宝石さがし 笹原千波
●夢を諦めたデザイナーと、挫折を経験したバレエダンサー。ふたりが挑む新たなステージは――
おかえり牛魔王 白尾 悠
●正しく目立つ、美しい同僚。空気を読まず、定時で颯爽と職場から消える彼女が、何より優先するものとは
ダンス・デッサン 雛倉さりえ
●劇団に所属し、日々ミュージカルの舞台に立つ瀬木。心にはいつも亡くなった友人、理人の姿があった
モコさんというひと 乾 ルカ
●二・五次元の観劇を生きがいにする真美。あるフォロワーの呟きに目が止まって……
『007/カジノ・ロワイヤル』宝塚歌劇にて舞台化記念 特別インタビュー
宝塚歌劇団 宙組トップスター 真風涼帆
【小特集 読む、味わう、絶対ハマる!<猟区管理官ジョー・ピケット>の世界】
発砲あり C・J・ボックス 野口百合子 訳
●広大な丘陵地帯でハンターの車が撃たれた。猟区管理官のジョー・ピケットが現場に向かうと……。大人気シリーズが短編で登場!
<猟区管理官ジョー・ピケット>シリーズの魅力 西部の大自然と心優しき正義の男 三橋 曉
ここだけの訳者あとがき 野口百合子
2023年6月刊行! 新刊『Off the Grid』紹介
【小説】
明治殺人法廷 第4回 芦辺 拓
●質屋一家六人殺しの現場は、あらゆる場所が内側から施錠されていた。惨劇の現場を訪れた二人を待ち受けるものは
きみのかたち 第7回 坂木 司
●新学期になってからシュンが登校していない。今彼は、どこにいて、何を考えているんだろう?
特撮なんて見ない 第7回 澤村伊智
●音無が主演女優として姉を連れてきたことで、湯浅組に新たな波紋を呼ぶことに……
記憶の対位法 第4回 高田大介
●人種、出自、貧富、教育。さまざまな分断に抗い己のあり方を問う若者達の選択は――
ときときチャンネル#4【近所の異世界散歩してみた】 宮澤伊織
●同居人の天才科学者・多田羅と動画配信を始めたさくら。なんだかんだで第4回、今回のネタは……?
【特別企画】
第23回本格ミステリ大賞候補作決定!
第23回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過
日本推理作家協会賞の新部門「翻訳小説賞」スタート
【ESSAY】
私の小さな地図帖 その一 海へつづく道 山崎佳代子
装幀の森 第6回 アルビレオ
翻訳のはなし 第8回 仕事と締め切り 杉田七重
乱視読者の読んだり見たり 第6回 『ロリータ』と映画 若島 正
ホームズ書録 蔵書の価値に十年以上気づかなかった『怪人魔人』 北原尚彦
【COLUMN】
ひみつのおやつ*取引先からいただくお土産 なみあと
私の必需品*ブックカバー 砂村かいり
【INTERVIEW 期待の新人】
真紀涼介
【INTERVIEW 注目の新刊】
『赤い月の香り』 千早 茜
『花に埋もれる』 彩瀬まる
【BOOKREVIEW】
[文芸全般]瀧井朝世
[国内ミステリ]宇田川拓也
[翻訳ミステリ]村上貴史
[SF]渡邊利道
[ファンタジイ]三村美衣
執筆者紹介
編集後記・次号予告
H大に通う中辻恵麻が、学生部の女性職員から無理矢理に紹介された、大型複合商業施設の忘れ物センター──届けられる忘れ物を整理し、引き取りに来る人に対応する──でのアルバイト。引っ込み思案で目立たない、透明なセロファンのような存在の私に、この仕事を紹介したのはどうして? キーホルダーや手袋など、なぜこんな他愛のない物を引き取りに来るの? 忘れ物の品々とその持ち主との出会い、センターのスタッフとの交流の中で、強張っていた心がゆっくりとほどけていく恵麻だが──。六つの忘れ物を巡って描かれる、心に染みる連作集。
【目次】
妻の忘れ物
兄の忘れ物
家族の忘れ物
友の忘れ物
彼女の忘れ物
私の忘れ物
エピローグ
解説=若林踏
【目次】
妻の忘れ物
兄の忘れ物
家族の忘れ物
友の忘れ物
彼女の忘れ物
私の忘れ物
エピローグ
解説=若林踏
ひときわ古い庁舎のH大学学生部。希望者には学部を問わずアルバイトの紹介を行っているという――。「あなたは行くべきよ。断らないでね」無表情ながら美しく、奇妙な迫力を持つ学生部の女性職員から、突然に声をかけられた学生たち。病院の売店での商品の入れ換え作業や、食事を食べるだけ、とある家の庭の手入れなど、簡単だが面白みもなさそうな仕事を、彼女が紹介するのはなぜだろう。指定されたアルバイト先に足を運んだ学生たちに、いったい何がもたらされるのか、厄介事なのかそれとも奇蹟なのか? 五編収録の美しい余韻を残す連作短編集。