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「なんでαばっかりいるんだよ…」そうぼやく日下部は、大学のゼミ選びを間違えた…と激しく後悔していた。ゼミ合宿中、βっぽいという理由だけで様々な雑用を押し付けられていたのだ。「俺も、あーミスったー!って思った」そんな彼に気さくに話しかけてきたのは、もう一人の雑用係、潮里だった。雑用をきっかけに仲良くなっていく二人だったが、ある日、日下部が過労で倒れてしまう。その時潮里は、彼を熱心に介抱する。潮里は頑張る日下部に好意を抱いていたのだ。それを受け入れた日下部はやがて恋人になるのだが、潮里から、実は自分はαだと明かされる。それを知り複雑な気持ちになる日下部。なぜなら彼はΩだったから…。過去のトラウマからそれを明かせず悩みつつも幸せな日々を築く日下部だったが、彼の過去を知るβの鷹島が、それを恨みの籠った目で睨みつけていた。切なくすれ違うそれぞれの想いが出会う時、純真が壊れはじめる──。
※本作、第1話〜第6話を収録
※本作、第1話〜第6話を収録
オメガの三人兄弟の末っ子として育てられた瀬戸羊介(せと ようすけ)は、やがて自身に訪れるはずの「運命の恋」に憧れ、それを待ち続けていた。そんな折、大学で「運命の番」を見つけられるという怪しげな仮面パーティーの噂を耳にする。目を輝かせて地下パーティーに潜り込む羊介だったが期待した相手には出会えず、それどころかフェロモンのせいでアルファに襲われる危機に…。そんな時に現れたのが、自治会長としてパーティーを調査していた愛里英一(あいざと えいいち)だった。偶然が導いた出会いだったはずが、二人は無条件に惹かれ合ってしまう。頭が沸騰し、本能のままカラダが支配されたがっているのを感じる羊介は、これがきっと運命の番と確信するのだが…!? 本能と心の矛盾が生み出すラブエレジー!!
(単話版 第1話)
(単話版 第1話)
「なんでαばっかりいるんだよ…」そうぼやく日下部は、大学のゼミ選びを間違えた…と激しく後悔していた。ゼミ合宿中、βっぽいという理由だけで様々な雑用を押し付けられていたのだ。「俺も、あーミスったー!って思った」そんな彼に気さくに話しかけてきたのは、もう一人の雑用係、潮里だった。雑用をきっかけに仲良くなっていく二人だったが、ある日、日下部が過労で倒れてしまう。その時潮里は、彼を熱心に介抱する。潮里は頑張る日下部に好意を抱いていたのだ。それを受け入れた日下部はやがて恋人になるのだが、潮里から、実は自分はαだと明かされる。それを知り複雑な気持ちになる日下部。なぜなら彼はΩだったから…。過去のトラウマからそれを明かせず悩みつつも幸せな日々を築く日下部だったが、彼の過去を知るβの鷹島が、それを恨みの籠った目で睨みつけていた。切なくすれ違うそれぞれの想いが出会う時、純真が壊れはじめる――。
恋人を亡くして五年。外科医兼トリアージ講師として東都医大で働くことになった上杉薫は、偶然出会った極道・武田玄次に一目惚れをされ、夜の街で熱烈に口説かれた。年下は好みじゃないと反発するも、強引な口づけと荒々しい愛撫に堕ちてしまいそうになる上杉。そんな矢先、武田は他組の者との乱闘で重傷を負ってしまう。そして、助けてくれた上杉が医師と知るや態度を急変させた。過去に父親である先代組長を見殺しにされた武田は、大の医師嫌いで……!?
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。
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