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アーサー・マッケンは平井呈一が最も愛した怪奇小説家だった。二十代の頃、友人から借りた英国の文芸雑誌で「パンの大神」に出会った平井青年は、読後の興奮収まらず、夜が明けるまで東京の街を歩き回ったという。戦後その翻訳紹介に尽力、晩年には『アーサー・マッケン作品集成』全6巻を完成させた。
太古の恐怖が現代に甦る「パンの大神」「赤い手」「白魔」他の初期作に、大戦中に英国の或る地方を襲った怪事件の顛末を描く中篇「恐怖」など、異次元を覗く作家マッケンの傑作を平井呈一入魂の名訳で贈る。
【目次】
訳者のことば
パンの大神
内奥の光
輝く金字塔
赤い手
白魔
生活の欠片
恐怖
アーサー・マッケン作品集成 解説
解説=南條竹則
太古の恐怖が現代に甦る「パンの大神」「赤い手」「白魔」他の初期作に、大戦中に英国の或る地方を襲った怪事件の顛末を描く中篇「恐怖」など、異次元を覗く作家マッケンの傑作を平井呈一入魂の名訳で贈る。
【目次】
訳者のことば
パンの大神
内奥の光
輝く金字塔
赤い手
白魔
生活の欠片
恐怖
アーサー・マッケン作品集成 解説
解説=南條竹則