『大使閣下の料理人』『プラチナ』の作者・かわすみひろしの新境地。「仕事」に「恋」に前を向け!! 牧田牧夫・28歳 大手ビール会社営業、彼女ナシ。人生のスタートラインは28歳だった!!
大手ビール会社「エルビスビール」の若手営業マン・牧田。会社のただの先輩だった小松さんに、急に結婚を切り出されたり。駅で偶然出会った、女子大生の舞ちゃんとの年の差に悩んだり。仕事で初めての手柄かと思いきや、いいように利用されてたり。人生がこんなにも八方ふさがりだと思い知る、28歳スタート地点!!
日本大使公邸料理人は、料理人の日本代表なのです――。お客さんに「気持ち」が伝わる料理を作りたい!! そんな夢を叶えたいと、完全分業制で何百人分もの料理を次々と組み立てていく大手ホテルの料理人を辞め、ベトナム・ハノイの日本大使公邸の料理人になった大沢公(おおさわ・こう)。倉木(くらき)大使や大使館員の古田(ふるた)、公の料理補助をするホアらとともに、ベトナムの人々と心を通わせることのできる料理を志す!!