オーディオブック ひとり怪談 第九話 「第3世代携帯」
以前使っていた古いタイプの携帯電話を整理していた時、なんと鳴るはずのないその携帯電話の着信音が鳴ったのだ。そこに表示された電話番号を思い返し、その主の実家に電話をかけてみるのだった。そしてその日はなんと…。【再生時間:約5分】
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オーディオブック ひとり怪談
作品詳細
- 発行 山口敏太郎タートルカンパニー
- 発売 パンローリング
-
ジャンル
オーディオブック
ゲーム・アニメ・ホビー - タグ 〜100ポイント
- シリーズ ひとり怪談
-
レビュー
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悪質犯罪、孤独死、集団自殺――。
怪談もまた現代の闇を映し出す鏡である。
多くの怪奇現象に遭遇し続けてきた怪談師・ファンキー中村は言う「怪談は人の死であり、現世に対する命の叫びでもある」と。その言葉を裏付けるかのような彼の周りで起こる不可思議な現象の数々は、人間がそこに生きていたという証と、私達も彼らと同じ人間という生き物であることを強く思い知らされる。体という物体がなくなり、思念だけが残ったモノたちはどこへいくのだろう。そんなモノたちの思念の数々をファンキー中村自らの語りで思う存分感じていただきたい。最後に、これだけは誤解しないでいただきたい。怪談とはただの怖い話ではなく、恐ろしくも悲しく、とても後ろめたい話なのだ。
■著者プロフィール
ファンキー中村(ふぁんきー・なかむら)
怪談師・フリーライター。
アメ車に詳しく20年近く車雑誌でライター活動を行う。北海道出身、沖縄、東京で幼少期をおくり、膨大な怪異体験を持つ。
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みんなの感想
オーディオブック ひとり怪談 第一話 「北の街にて」
今から二十数年前、とある地方都市の新しいディスコで新オープンの準備を担当することになったファンキー中村。多くの客で賑わい、当然常連客ができていった。そしてその中に、ある一人の男性がいた…。【再生時間:約12分】
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携帯電話は、世の中に誕生してから現在まで何世代もの進化を遂げてきている。以前使っていた古いタイプの携帯電話を整理していた時、なんと鳴るはずのないその携帯電話の着信音が鳴ったのだ…。【再生時間:約15分】
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オーディオブック ひとり怪談 第七話 「ふすま」
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オーディオブック ひとり怪談 第八話 「上から見てる」
ある年の夏、友人から電話があり数十人で心霊スポットに行くことになった。丘の上に立つ白い灯台のようなその場所に着き、仲間大勢が下で見守る中数人でその塔を上っていくと最上階に辿り着き…。【再生時間:約10分】
オーディオブック ひとり怪談 第九話 「第3世代携帯」
以前使っていた古いタイプの携帯電話を整理していた時、なんと鳴るはずのないその携帯電話の着信音が鳴ったのだ。そこに表示された電話番号を思い返し、その主の実家に電話をかけてみるのだった。そしてその日はなんと…。【再生時間:約5分】
オーディオブック ひとり怪談 第十話 「故人タクシー」
仕事を終え帰りのタクシーを捕まえようと手を上げていると、一台のタクシーが近づいてきた。しかし、乗客が乗っているように見えたため手を下ろしたのだが、そのタクシーは自分の目の前に止まりドアを開けた…。【再生時間:約4分】
オーディオブック ひとり怪談 第十一話 「踏切で」
自宅のマンションから少し離れた駐車場に向かう途中に踏切があった。ある夜中にその駐車場に向かう途中、踏切に差しかかろうかというところで夜中だというのに踏切が鳴って遮断機がおりてきて…。【再生時間:約11分】
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今から二十数年前、北国にある有名な幽霊屋敷に取材に行った時、恐ろしい出来事に遭遇した。屋敷の前にある空き地に車を止めた時、近くに住む老婆からおかしな、なんとも奇妙な話を聞かされて…。【再生時間:約19分】
オーディオブック ひとり怪談 第十三話 「温泉の怪」
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その当時大流行していたあるゲーム機をなんとか手に入れたいと思っていた時、ひょんなことから一台だけ、中古ではあるがそのゲーム機を手に入れることができた。しかしその少し後…。【再生時間:約22分】
オーディオブック ひとり怪談 第十五話 「頭骨(とうこつ)の授業」
何度も転校を繰り返していた小学生の頃、ある小学校ではじめて担任の先生が男性になった。そして理科の先生でもあるその担任が、こんなことを言った。「人間の骨を見たことあるか?」【再生時間:約18分】
オーディオブック ひとり怪談 第十七話 「いねむりの結果」
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