昭和20年8月15日、日本敗戦。それは、石油販売会社「国岡商店」が何もかも失った日でもあった。莫大な借金だけが残り、もはや再生不可能と全社員が覚悟する中、店主・国岡鐡造は「愚痴をやめよ」と発し、会社再生、そして日本再建にとりかかることを表明する。一人の馘首もせずに再生の道を模索する鐵造だったが、売る油は一滴もない。前途は絶望的であった。2013年本屋大賞1位『海賊とよばれた男』待望のコミカライズ!!【全208ページ】
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スカッと作品に少し飽きてきたな…という方におすすめ。ホラー要素を兼ね揃えた現世と怪異が交錯するダークサスペンス
依頼した人間を不慮の事故に見せかけて消してくれるという会社「神かくし」。振り込め詐欺グループにいた影井新太は詐欺の仕事もままならないまま、先輩に連れられ、ターゲットの人間を消してほしいと「神かくし」に依頼するが、会社の正体は意外なクライアントに人材を紹介する仕事だった!?
作中に「ただの振り込め詐欺」というような発言が出てくるのですが、やられた側が「ただの」と思うかどうかは別だよなというのを痛感させらる描写に考えさせられました。
因果応報、やられたことはやり返される。ただしその方法は人によって違う。
もしかしたら、本当に怪異によって裁かれている悪人もいるかもしれないな…
割とがっつり裁かれてるのでホラー要素が苦手な方はご注意を。
『意外なクライアント』の正体や、社長の過去も今後明らかになっていくのかと思うと続きが気になります。
是非、ご一読ください。