ぼくのアッコ
書庫の奥に埋もれていた、大海先生が発表の予定もなく制作した初期の作品。
しかも発見したのは、大海先生夫人(アジサイさん)である。
推定される創作時期は1960年代。まだ「小学二年生」誌に作品が掲載される前くらいだろうか。もちろん「クロイヌ家具店」や「ビビを見た!」の制作以前だ。
2016年10月、アジサイさんから「大海のこんな作品がみつかったのですが……」という連絡があった。
作品を見て、そこに込められた髪の毛が逆立つような不条理に復刊ドットコムの社長も担当者もぶっ飛んだ。
「これが『クロイヌ』や『ビビ』の悪夢のタネなのか!!」
物語は公園のベンチにぽつんと置かれたバッグの「アッコ」に「ぼく」が出会うところから始まる。
「アッコ」を巡って次々に現われる恋敵たちへの激しい嫉妬と屈辱。
「アッコ」はすべてをただ静かに飲み込んでしまう。「ぼく」は「アッコ」とどう対峙すればいいのか。
大海先生の創作の原点を解き明かす、ファン待望の絵本。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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