誘惑のプロセス
作品詳細
- 発行 フロンティアワークス
- ジャンル ボーイズラブ小説大学生
- レーベル ダリア文庫e
- シリーズ 誘惑のプロセス
- 紙初版日 2005年8月20日
- レビュー
大学生・涌井千智は、バイト先のオーナー・柏倉秀晃に口説かれて困っていた。柏倉の有能さに憧れていた千智だが、柏倉は多情との噂で……。そんな中、千智の兄・真人が入院してしまい、金に困った千智は柏倉が飽きるまで彼のものとなることを承知してしまう。柏倉の手管に躰が甘く淫らに融かされるうち、千智は実らぬ想いと知りながら彼に惹かれて……。
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(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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2013-02-07
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2017-04-01
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お互い気持ちがあるのに取っ掛かりがおかしかったために意思の疎通が図れないままスレ違って一喜一憂し主人公一人ぐるぐる悩みまくる。まあ王道です。が、私は好きでした。何がって坂井さんあとがきでも仰ってますが「お布団シーン」が多め(これ大事。笑)、なかなか色っぽいし満足〜。千智はネガすぎで放っておくと何処までも落ち込んじゃうのであれこれ自己分析してる心理描写はちょっと重たいです、、重たいけど切なくなります。元々意地っ張りといーか頑固だし柏倉が優しいけど飄々とし軽いからまあ拗れた感情を千智も自分でどうすることも出来なかったんだけど。。その柏倉は表面的にはやはり軽いものの千智に注ぐ愛情は温かくた〜っぷり、情も深けれりゃ懐も深いって感じが男臭くて純粋に恰好イイです。あと、お兄ちゃんの真人、千智を愛情もって見てくれて同性愛にも理解あるよーな屈託ない人なのに何で関係がギクシャクしたか良く分からなかった。当て馬としてもちょい弱だったかなぁ。でも総じて良かったので星5ツです。