芸者さんの言うとおり
半玉(見習い芸者)と箱屋(芸者のお世話係)の禁断の恋。着物の知識も得られる“ロマンス&レトロ”ストーリー!
時は昭和4年浅草。東洋初の地下鉄が開業し人にも町にも活気があふれていた頃。華やかな花柳界の裏側に陰で支える人たちがいた。浅草の花柳界の窓口、「見番」で働く男性の事を箱屋と呼ぶ。彼らはマネージャーのように、時には家族のように、芸者たちのサポートをする。もちろん芸者と箱屋の間での恋愛はご法度だ。
孝三は新米の箱屋、小梅は半玉三年目の芸者。じつはふたりは秘密の恋人同士だった。きっかけは小梅からだった。借金の形に花柳界に入った小梅は恋愛経験がなく、周りに孝三以外の若者がいない。恋愛経験を積めば芸にも幅が広がると考えてのことだった。もちろん小梅は将来旦那(金銭的支援をしてくれる贔屓の客)が付き、水揚(旦那と初めての肉体関係を持つこと)される身であるので、孝三との恋愛はごっこ遊びのようなものだ。しかし恋人関係を演じるうち、お互いに少しずつ惹かれてあっていき……。
COMICリュエル連載中から「切なすぎる!」と話題を呼んだラブストーリー。みずから着付けもする著者だから描ける着物のディテールにも注目!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
関連作品
レビューPICK UP
みんなの感想
本編が同じ内容の作品があります
まとめてカート
購入版をまとめてカートに
追加しますか?
本編が同じ内容の作品があります。
カート内でご確認ください。
・カートに追加できるのは最大100点です。
・レンタル中/購入済みの作品は追加されません。
・まとめてカートは購入版限定の機能です。