王子と護衛〜俺は貴方に縛られたい〜【特別版】
――では、仕置きは夜に
要人警護担当の國行が出会ったのは、中東の王子ラシード。
理想のご主人さまにSubと認められ、國行は期間限定の被支配関係を持つことに…。
警備会社で要人警護を担当する國行は怪我をも厭わず完璧に任務を遂行する優秀な社員――だが、実は痛みに快感と安堵を覚えるSub。その國行が中東の王子を護衛することに。対象であるラシードは生まれながらに他人を使役する威厳を兼ね備えた甘やかな顔立ちの美形。こんな人が俺のご主人さまだったら――! 國行の心の声が届いたのか運命の巡り合わせか、早々に性質がバレた國行は滞在期間限定で自分のDomになってもらうことに…。
まろやか Dom/Subユニバース!
紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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DomSubものの小説は初めてで、漫画でも手を付けていなかったのですが、新しい境地を知ってしまった...!という興奮冷めやらぬ読後感とともにレビューを書いています。海野先生の作品が大好きで愛読していますが、この作品も例に漏れず、クスッと来る軽妙なやり取り、時にシリアスで胸が苦しくなる展開からの甘々ハピエンという安心の作品でした。DomSubの設定自体が難解(オメガバースでさえ私は敬遠してしまいがち)なのですが、とてもソフトで、キャッチーに描かれていました。国王とSPという立場の対比がDomSub関係に巧く転化されており、気高いSPがその心に抱えている被虐欲求を顕にするシーンはとても刺激的でした。ストーリーの流れは超展開もありましたが、二人の心情描写はとてもスムーズだったように感じられました。Subのトラウマを融解するDomの包容力に読み手も沈みそうでした。「Domが奉仕者」という(意味合いの)言葉が文中にありましたが、すごくストンときました。嗜虐者がパワーを持つものだと思っていましたが、相手の望む虐げを与えているから、それも愛情なんだなと。DomSubに嵌まりそうで、海野先生の作品がますます好きになりました。