【全6巻】完結
奈緒子 新たなる疾風
全国都道府県対抗駅伝の激闘から数か月。指導者を欠いたまま、独自の練習を続ける雄介たちのもとに、謎の男が現れた。彼は雄介たちの練習風景を見守り、彼らの運動能力を冷静に分析する。練習が終わり、ひとり猿岩まで走る雄介。その後について走ってきた男は、雄介に世界を目指すことを勧める…。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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奈緒子 新たなる疾風 1
全国都道府県対抗駅伝の激闘から数か月。指導者を欠いたまま、独自の練習を続ける雄介たちのもとに、謎の男が現れた。彼は雄介たちの練習風景を見守り、彼らの運動能力を冷静に分析する。練習が終わり、ひとり猿岩まで走る雄介。その後について走ってきた男は、雄介に世界を目指すことを勧める…。【全214ページ】
奈緒子 新たなる疾風 2
マラソンに初挑戦する雄介のため、吉崎たち陸上部員12人は42.195kmを分担して走る練習法で協力する。だが、予想に反して雄介は序盤から激走し、仲間たちを圧倒する。自ら第3走者を務めた吉崎は、雄介のスピードに気力のみでついてゆくが…!?【全216ページ】
奈緒子 新たなる疾風 3
波切島での練習を完成できぬまま、東京国際マラソンに挑んだ雄介。彼を迎え撃つのは、中国での特訓を経て野性を研ぎ澄ませた本田と、各国を代表する強豪ランナーたち。だが雄介は、開始直後から驚異的なスピードで先頭に立つ。本田と雄介、ふたりの意地のスピードに引っ張られるレースは、次第に地獄の様相を帯び始める…!【全218ページ】
奈緒子 新たなる疾風 4
日本陸上連盟の推薦を受け、初の現役高校生として東京国際マラソンに出場した雄介。練習では42.195kmを完走できなかった雄介だが、序盤からレースをひっぱり、常識を超えたスピードを保ち続ける。やがて大会の中間点を通過するが、なんとそのタイムはハーフマラソンの日本記録を上回っていた。先頭で並んだ本田と雄介に、波切島高校の仲間たちは大声援を送る。だが、余りにも異常なレース展開は、ランナーたちを破壊してゆく…!!【全216ページ】
奈緒子 新たなる疾風 5
雄介の異常なスピードに引っ張られたまま、東京国際マラソンは終盤へと向かう。単独トップに立った雄介に、スペインのベテラン選手・ゴンザレスが激しく競りかかる。併走状態のまま、ふたりは35km地点の給水ポイントを通過。スピードが落ちることを嫌ったゴンザレスは、給水しないままレースを続けるが……!?【全216ページ】
奈緒子 新たなる疾風 6
38km地点のポイントが見えてきたころ、雄介をはじめヨハン・カールソン、ホセ・マリア・ゴンザレス、本田大作の4人がトップ集団で走っていた。そんなとき、雄介の兄・大介が危篤という連絡が沿道にいた奥田の元に届く。奥田は本松に説明し雄介を止めようとする。【全295ページ】
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