現在2巻
ぼくのワンピース
「お手持ちのもっとも派手で華やかな美しい衣装」。そんなドレスコードを受けて、思い思いに着飾って松本の高原ホテルに集まったのは、大学の同級生を中心とした佐原真人の友人たち。今日は彼のお別れ会=告別式だった……。自分は「何者」なのか。悩める神鳥谷等が佐原真人と出会ったのは、その七年前のことだった……。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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現在2巻
ぼくのワンピース(上)
「お手持ちのもっとも派手で華やかな美しい衣装」。そんなドレスコードを受けて、思い思いに着飾って松本の高原ホテルに集まったのは、大学の同級生を中心とした佐原真人の友人たち。今日は彼のお別れ会=告別式だった……。自分は「何者」なのか。悩める神鳥谷等が佐原真人と出会ったのは、その七年前のことだった……。【全238ページ】
238
配信日:2020/01/31
配信日:2020/01/31
ぼくのワンピース(下)
「俺、そのうち死ぬ」真人の告白に、揺れる等。七年後の真人のお別れ会=告別式で、等は、ふたりで出会った人々と再会する。泣いてはいけない会。ーーなんで真人はこの会をしたがったのか……。ずっと「迷子」だった等がみつけたものとはーー!?【全202ページ】
202
配信日:2020/01/31
配信日:2020/01/31
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悩みがある人、疲れている人、どうしようもなく苦しい人、そういう人たちはすごく胸にくるお話だと思う。決してハッピーエンドの話ではない。後日談を見て私は号泣した。様々な「自分らしさ」があること、それを自分で認めること、誰も間違ってなんかいないこと。真人の選択も尊重されるべきなんだと思うけど、残された方はたまったもんじゃないよね。賛否両論あると思うけど、それこそ人の数だけある人生のうちの一つの話。私は大好きです。