文蔵 2020.9
【ブックガイド】
読むだけで楽しい、美しい、美味しい!
五感で感じる「旅小説」……大矢博子
辿る、出会う、味わう 旅の醍醐味
逃げる、追う、探す 旅のミッション
昔の人も、旅をした さらに広い世界へ 海外の旅
【連載小説】
●小路幸也 天狗さまのもとに 続・すべての神様の十月3 出動すると、なぜか勝手に火事が消えてしまう消防士。その意外な理由とは?
●近藤史恵 おはようおかえり6 小梅は妹に乗り移った曾祖母と梅田に出掛けるが、あることに腹を立てる。
●朝井まかて 朝星夜星11 川口居留地近くでは外国人との間に事件が起き、おゆきは心を痛めていた。
●あさのあつこ おいち不思議がたり 旅立ち篇12 おいちは伯母のおうたに諭され、新吉と将来について話し合うことにする。
●西條奈加 六つの村を越えて髭をなびかせる者16 獄中死した青嶋を思い、何も手につかない徳内をある人物が訪ねてくる。
●宮部みゆき 子宝船 その三 きたきた捕物帖22 「多香屋」の若夫婦は宝船の絵を手に入れ、子を授かることができたが……。
●山本一力 緋色の壺 その七 献残屋佐吉御用帖35 賭場の盆の前に進んだ佐吉は、あるじ永承に言われた通りに勝負をかける。
【話題の著者に聞く】
鯨井あめ『晴れ、時々くらげを呼ぶ』小説は至高です。そう信じて書き続けます。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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