【全4巻】完結
しゃばけ
江戸の大店・長崎屋の若だんなはめっぽう体が弱く外出もままならない。しかしそんな若だんなの周りにはいつも“妖”の存在があった。ある夜、若だんなは手代達の目を盗み出掛けた先で、人殺しを目撃してしまい……!? か弱い若だんなと妖たちが繰り広げる、大江戸人情推理帖!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
あなたの感想を一覧から選んで投票してください。
全4巻
しゃばけ(1)
配信日:2021/07/30
しゃばけ(2)
配信日:2021/07/30
しゃばけ(3)
配信日:2021/10/08
しゃばけ(4)
配信日:2023/06/08
- Renta! TOP >
- 漫画 >
- 青年漫画
本編が同じ内容の作品があります
まとめてカート
購入版をまとめてカートに
追加しますか?
本編が同じ内容の作品があります。
カート内でご確認ください。
・カートに追加できるのは最大100点です。
・レンタル中/購入済みの作品は追加されません。
・まとめてカートは購入版限定の機能です。
エディターのおすすめ
『しゃばけ』は江戸の大店・長崎屋を舞台に、病弱な若旦那・一太郎と妖たちが織りなす不思議な日常を描いた作品です。
優しさとスリルが心地よく溶け合う一冊とでもいうのでしょうか。物語には殺人事件が関わるため血なまぐさい場面もありますが、重苦しさに引きずられることはなく、読み終えたあとには“人の情”の温かさがしっかり残ります。
とりわけ一太郎を慕う鳴家たちの愛らしさが作品全体の空気をやわらげており、シリアスな展開とのコントラストが絶妙です。
また、妖たちとの関わりを通して浮かび上がる人間模様には優しい余韻があり、夏目友人帳の雰囲気が好きな方には間違いなく響く世界観だと思います。
各話で張られた伏線が丁寧に回収されていく構成も秀逸で、読み進めるほど物語の奥行きや魅力が広がっていきます。原作の空気感を大切にしつつ、コミックならではのテンポで描かれているため、シリーズ未読の方にも非常に入りやすい仕上がりです。
江戸情緒と妖怪ファンタジー、そしてミステリーが調和した『しゃばけ』。
柔らかくも深みのある物語を、ぜひ味わってみてください。
(編集:山科|作成日:2025/12/10)

畠中恵先生の描くストーリーは、江戸の人情の機微が細かく描写されていて、大好きな作家さんの1人です。このしゃばけを、コミック化していただいたみもり先生ありがとうございます。絵も綺麗で、原作に忠実に描かれていて、良かったです。畠中恵先生の作品をもっとレンタでも扱って欲しいですね。