愛と恐れの記憶

これも原作よりコミック版の方がオススメ。原作では、ジョスの気持ちが表現しきれていないので、漫画家さんがオリジナルシーンと、ジョスの心情を表情で表すことで、読者によくわかる作品になっています。特に「ヒーローがヒロインのバージンにショックを受けるシーン」は原作にもありましたが、「嬉しくて思わず職場で鼻歌」はコミック版オリジナル。男性は好きな女性の初めてになれるのは嬉しいものでしょう。その女性が奔放な性悪だと思い込んでたなら、舞い上がるほどに嬉しかったに違いない、と漫画家さんは想像されたのでしょう。原作も、コミック版のように、ヒロインが記憶喪失で悩む心境と、復讐するつもりのヒーローが、どんどん当てが外れて愛と憎しみの板挟みに悩む心境が表現されていたら、面白い作品になったのにと思います。それにしても、どんなに憎くても、女性1人の一生を壊す復讐をしようと思うなら、まずしっかり事実関係を調べてからにしましょうよ。図書館で新聞調べるぐらいでわかってしまう事実もあるんですから。

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絵もなかなか好みだし、楽しめました。ヒーローが勝手な思い込みで、罪のないヒロインに復讐しようとするんだけど、やっぱりヒーローはヒロインを憎みきれない。ホントはヒロインのことを好きなのに ひねくれてるな。しかし、ちょっと 調べたら 真実が簡単に分かるのに調べなさいよ。とツッコミ入れちゃいたいです。ヒロインの方が大人でした。

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ドロドロの執着ものです。好みですが、なんかヒーローがややおバカさんに見える。人の話は一個も聞かないし、勝手すぎる。私がヒロインなら最後せいせいとお別れしましたね。

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ヒーローが過去に苦しい思いをしたのはわかりますが、復讐の相手を間違えてはいけません。いけません！ヒーローの裏切りを知って取り乱しつつも、受け容れるヒロインが素敵でした。

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