【全2巻】完結
マイデイア ―正岡子規と秋山真之―
日本の俳諧に大きな功績を残した俳人、正岡子規と日露戦争における日本海海戦を勝利へと導いた名参謀、秋山真之の東大予備門生時代を描いた青春記。激動の時代において、将来の日本を担うべく集まった予備門生のリアルな心情とは――??
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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マイデイア ―正岡子規と秋山真之― 上
日本の俳諧に大きな功績を残した俳人、正岡子規と日露戦争における日本海海戦を勝利へと導いた名参謀、秋山真之の東大予備門生時代を描いた青春記。上巻。【全162ページ】
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エディターのおすすめ
明治時代の学校を舞台にした青春群像劇。
主人公は俳句の中興の祖と呼ばれる俳人・正岡子規(作品内では升)と、日露戦争でロシア艦隊を打ち破った名参謀・秋山真之(作品内では淳五郎)。
司馬遼太郎先生の歴史小説『坂の上の雲』にも描かれた内容でもあるのですが、歴史物特有の堅さは全くなく、実在する二人が実際に過ごした学生時代が、ほのぼのとした温かい絵柄で描かれます。
登場人物の一人「清水」との絡みは、脚色はあるにせよ実際にあった話のようなので、その点に関しても胸にせまる物がありました。
登場人物たちの予備知識が全くなくても十分に楽しめる作品なのですが、物語自体が彼らの青春時代で完結しているので、作品を読んで彼らの行末が気になった方は江川達也先生の『日露戦争物語』も併せて読んでみるとスッキリするかも知れません。
(編集:山科|作成日:2022/10/19)