聖女の恋はままならない！？アンソロジーコミック

短編集ならではのストーリー展開で、設定も想定外で、面白かったです！

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どれも面白かったです。「冤罪で　」は魔物から救ってくれた侯爵が、優しすぎな理由が、驚きました。「婚約を解消したい　」は、底無しに強い聖女が、婚約解消したい理由が、王太子の為だけでない結末が良かったですし、途中の魔王との会話が笑えました。「うわっ私の給料　」は、王都の聖女募集の求人広告が、最高です。給料良くて、闇バイトか？物価が高いだけでは無かったその理由が痛い。「聖女様は　」は、断罪シーンで暴露されていく、王子の腐れ具合がキャベツの腐敗臭並みでした。

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全４編。聖女と一口に言っても、性格も能力も(当たり前だけど)違う話でした。画力もそれぞれ。ある話は、そもそも聖女ではなかったしね。１．若き領主×追放された聖女　主人公が聖女認定された根拠である魔物を追い払う能力は、○○だったからのようです。教会で暮らすようになってからずっと体調が悪かったのもそのせい。主人公の心根が清く、大聖女がほんのり黒いのが面白かった。２．魔王(元勇者)×公爵家次女(聖女の末裔)　主人公の婚約者である王太子が微妙。好きな女性がいるのに、王太子だからって婚約破棄しないポエマー。そのせいで、主人公は卒業パーティーで一芝居打つはめに。お互いに心から好きな相手と結ばれましょうねって話。３．青年(未来の勇者)×田舎(魔王城の近く)に住んでた聖女　薄給に耐えかねて転職。都に出てきた主人公。無自覚だったけど強い聖力で、とある青年に完全治癒を掛けたことで運命が変わったって話。４．召喚された聖女+公爵令嬢　ラブではなく友情で終わる話。いや~、主人公の婚約者の王太子クズだわ。フリーだと嘘をついて聖女に近づくとはね。一発くらい引っ叩いてやれば良かったのに。この話だけは、聖女らしい能力を発揮する場面がなかったのが残念。ガールズラブエンドかな~と思ってたけど、親友エンドでしたね。

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好きな作家さん、漫画家さんのお名前にとびつきました。面白かったです。どのお話も同じ聖女なんですが、新鮮な感じで読めました。最後のお話は王子がクズでしたが、最後どうなったのかなぁ。定番の廃嫡かなぁって思いつつ終了。ハッピーエンドは様々でしたが、とても楽しく読めました。

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それぞれさらりと読めて面白いけど作品数にしたらアンソロジーにありがちなお値段の高さでした。

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