ぴねすめさんのレビューリスト　

淡々とした描写、最後に少しホロリとさせられる。淡々とはしているが、飽きさせず最後まで読ませる作品だった。が、ラストで全てが丸く収まったようで、なんだかイマイチ引っかかる。愛してれば何でも許される？お父さんがいそいそ未亡人と会ってたのは何なのか？そしてその未亡人も主人公を何十年も見下してたような描写…。お父さんが主人公一筋だった、ってことで未亡人は負けた事になったようだけど、読み手をミスリードする為だけに嫌な女が出てきたって印象で、なんだか気分が悪かった。娘も、バリキャリアラフォーという設定の割に、見た目的にはアラサーの普通のOLっぽくて今ひとつ話に入り込めない。作品全体の雰囲気は好きだったので☆3で。

レビュー高評価、サンプルで惹かれたので買ってみたのですが…これ、BLですよね。直接的な描写があるわけじゃないけど、というかそれが無いだけにかえってエロエロしいというか…。BL自体は嫌いじゃないのですが、そういうのを求めてこの作品を買ったわけではなく、作品情報どおりの「サスペンス」「ミステリー」を求めてたので、正直そのBL風味が邪魔臭くてダメでした。最初からそのつもりだったら楽しく読めたのかも、残念です。

無料だったので1巻読みました。「生活」の方はどうにも合わず早々にギブアップしましたがこちらは面白かったです。ただ、特に前半主人公（＝作者）が割と社会人としてクズ（バイトをトンズラしたり、ウジウジ自己弁護ばかりだったり）なのでイラっとしましたが、そこも含めて面白さなのかなと思います。続刊も気になるけど、5チケはちょっと躊躇うかな。48時間1チケなら読みたいです。

無料でも無理でした。こういうタイプの作品が好きな方なら面白いのかな。絵柄はヘタウマ系。話は淡々とした内容でもないのに緩急が感じられない。小学生が描いたものを見せられているような気分になりました。

主人公の独白がカタカナ、かつ字が小さいのでスマホの画面だと読むのに苦労する。絵が特別上手いというわけでもなく、この字数を読むなら小説を読めばいいかなと思ってしまう。話の内容はとにかく暗く重苦しい。戦時下の閉鎖的な集落で図らずも歪んだ性格になってしまったにせよ、性欲にやたらとこだわる主人公に嫌悪感。周りの人物も胸糞悪い者ばかりで読後感もよくない。これなら実際の津山事件のノンフィクションものを読んだ方が良かったと思った。