pyoeeさんのレビューリスト　

遂に完結しました！オメガバースが苦手だった私が、初めて夢中になった思い入れの深い作品です。あとがきでマキ先生が「オメガバースでフェミニズムを描きたかった」とおっしゃっており、とても腑に落ちました。オメガバースの、性を搾取され、差別されて人としての尊厳を踏みにじられているのに悦んでいるような設定が好きじゃなかった。生まれ持った性別のせいで蹂躙されながらも、諦めることなく過酷な運命と闘う真宮の姿に、女性として励まされていたんだなと気付きました。光の差すラストが余韻を残します。オメガバースの金字塔となる作品です。

これぞリーマンBLです。オフィスラブって社内での描写が不自然だったりして萎える事あるんだけど、(リアリティ出そうと業界用語多用したり、今どき紙で？とか)そんなこともなくスルスル読めました。オフィスラブの萌えにはこれはとても大事な事です。私の中でリーマンラブの金字塔はつばめ先生の「俺が好きなど嗤わせる」ですが、肩並べてます。そして上野のスパダリ感がやばいです。エリートで仕事できて美しくて身長186で料理できて包容力もあって、でも恋愛に臆病な人間ぽいとこや相手に対する思いやりもあって…。また推しが増えました。ネクタイをプレゼントするのも王道で萌えるんだよなー。絵も美しく、スーツにキュンキュンしました。この会社にひっそり在籍して二人を永遠に見守りたいです。

もう何回か読み返しています。心に刺さる、作者様の作品の中でも一番好きな作品です。

新刊で読んだときは、ちょっともだもだしすぎでは？と評価低かったんですが、再読したところ、心に刺さってしまいました。お互いの心に寄り添って生きていくふたりが、本当に尊いです。コマ割りの中に、登場人物たちの心の動きが繊細に描かれています。じっくりゆっくり味わって読んでみてください。

傑作です。緻密な構成と繊細で美麗な画をもって、過酷な運命に向き合う美しい二人の青年が描かれます。憬にとりつき苛み続けてきた死神とは何だったのか。下巻でそれが明かされるまでの、暗闇の中で模索する姿は痛々しかった。そんな彼が燿一の存在によって絶望の淵から光の差す場所へ導かれてゆくところは感動的でした。いくつものシーンが印象的で美しく、映画のワンシーンのように心に残りました。そして、、、カバー下では尊いお姿を拝むことができました。先生、ご褒美をありがとうございます！

不穏な表紙ですが、感動的な青春BLでした。あまり読んで来なかった作家様ですが、他のも読んで見たくなりました。

インスタのDMでやりとりしてリアルで会って。やってることはチャラいんだけど、めちゃくちゃ純愛。斬新な切り口で、今まで読んだことない世界観で、でも感情移入して一気に読んでしまいました。登場人物がみんな魅力的で、読後幸せな気持ちになれました。

帯の「鬼才の新人」が目に入り、読んでみました。絵がきれいで、起承転結もまとまっていて読みやすいです。でもさらっと読めてしまった感があります。鎌倉さんはうつ病のような症状だったと思うんだけど、そこからの立ち直りがあっさりしていて少しもったいない。深く掘り下げて描いたらさらに心に響く作品になったろうと思いました。完成度は高く、これからの成長を予感させてくれる新人さんだと思います。

イケメン俺様エリートが男前受けにぞっこんなのめっちゃ萌えます。男前受け特集万歳！小難しい事件が絡んでくるとこもいい。楽しませていただきました。

作者買いする作者様です。たまたまアイドル物ものを続けて読みましたが、こちらの作品も良かった。ストーリーも絵も完成度高くて、また何度でも読み返すと思います。あと、トモヤが「ハイネックスーツＷＷ！！」ってなるとこ笑いました。長身で上半身大きくてインカムまでつけてたら完璧すぎます。消防士とかSPとか、先生の描く男性は毎回最高です。萌えをありがとうございます。