レビュー一覧

読み漁ってる癖に普段レビュー書かないから初のレビューで皆さんみたいにうまく説明出来ないけど、私は好きな作品です。(バラ売りの方にレビューたくさん書いてあるし…)紆余曲折のあとのハピエン。オススメです☆

ちょっとこじらせ屋の拗ね子さんだな…と思った大原君が、実は家の事、学業、将来の夢、自分の性向の悩み、ノンケへの恋の難しさ、人を信頼することの難しさなど誰にも相談できない中一杯一杯だった状況が解るにつれ、諦めモードが納得できました。表に出る行動の奥には色んな理由があるかもしれないことは頭で解っていても、なかなか自分の事で精一杯相手の事情に思いを馳せる余裕を持つことが難しい（思い違いもあるし）…なんてことは日常的にあることで、そういうすれ違いが丁寧に表現されていると思いました。両想いと知り逢瀬を重ねても、考え方を変え本当に信じ合えるまで紆余曲折で、でも２人は諦めなかったので（助っ人くんもいたし）道は離れていかずにまた繋がることができて良かったです。1回目読んだときは回想シーンが多く彗星やら流星やら月食やら時系列が混乱したけれど、解った上で読み直すと心の動きが手に取るようにわかり切なかったです。

エロ多め…？せつない……？？私的には、綺麗な話に見せかけた『めんどくさい』『イライラする』『心情に所々ツッコミまくり』のハズレ作品でした。なにこれ。ほんとなにこれ。なぜこんなに高評価なのか意味不明。

めちゃくちゃ切ないです。超・超・お勧めです。2人の気持ちが繊細に描かれていて、すごく感情移入しました。どっちも大好き。一冊丸々二人のお話です。意外とＨも多くてビックリしました。まあ、とにかく、損は無いと思いますので、読んでみてください。あ〜ハッピーエンドで良かった！！キューピット役になってくれたお友達、ありがとう〜！！！

バラ売りのを何回も読み返していたので、一冊になってくれて嬉しいです。主人公2人がお互いに対してすごく誠実で一生懸命で健気です。大事件は起きないけど、一度頑なになった心を解くのって本人にも難しいことですもんね。2人の心の揺れを丁寧に描いていて良かったです。描きおろしは、気になっていた高校編でした。大原君にとって河合君こそが星だったのね。全体的に、セリフが多くコマがゴチャゴチャしている感じはあります。

三月先生のファンです！こちらは書き下ろし目当てで購入しました。書き下ろしもすごく良かった 特に大原くんの友人とのエピソードや、文化祭の雰囲気など。二人の出会いの状況もわかって。でも、それ以上に、まとまって一気に全話読むことでこの作品の素晴らしさが伝わってハッとしました。絵はかわいいのですが、毎作品、ストーリーやディテールはけっこう深く渋い？です。

家庭の事情で自分の夢を捨てた大原、自分の夢を叶える道を安心して辿る環境にある河合。河合への大原の想いは、何と複雑でドロドロした物か18才の子供にしては堪え切れない物ではないかと。憧れ、嫉妬、愛情、羨望、愛憎、期待、絶望、焦燥、不安、後悔、やっかみ、ヤケクソ、それでも忘れられない。それほど心を支配する存在。でも悔しくて自分を委ねられない。両思いでも自分の中の確執が邪魔して素直になれない。説得力あります。ここまで丁寧な心理描写はBLでは稀なので感謝します。一生ついて行きます。

バラ売りの方を全巻買ってたので、番外編のために6チケ出すかかなり迷いました。…が、個人的には買って正解でした。2人のその後ではなく、過去のお話です。同じようにバラで買ってて、この作品大好きって方は48時間の方で借りてみてはどうでしょう^ ^

とても面白かったです。話に深みがあって、よくある薄いBLとは一線を画していると思います。登場人物の心理描写が巧みで、読んでいて作者の世界に引き込まれます。両思いになってからの最後のエロをもっと読みたかったかな、とは思いましたがそれを以ってしても素晴らしいです。他のコミックスを何冊か読みましたが、作者はどんな人生を送ってきたのか？と思わせるようなストーリー。ため息が出ます。

紆余曲折あって結ばれるお話。エロ多め。