レビュー一覧

途中までは面白かったのですが、終わりになるにつれ、なんだかなぁ・・・と思ってしまい星３つ展開が変わるたびに、それまでの布石の拾い上げ方が甘いと思いました

え？え？えっつ？これで終わり？後はご想像にお任せ？幸せな三人の画像は？まだ続く？

懐かしい感じがします。困難に打ち勝つ様子がすかっとします。

ドロッとした人間模様がありますが、さらっと流れ進んでいくのであまり苦になりませんでした。ヒロインが登りつめていくようですが、年齢以上に老けて見えるのが気になりましたｂ。

前半はかなり引き込まれて愉しんで読みましたが、後半になるにつれ尻窄みなストーリー展開となり、そのままエンディングを迎えたため非常に残念でした 読み終わってモヤモヤしています本編終了後の他の登場人物のその後も知りたかったです

いろいろツッコみどころだらけだし主人公の行動にも？となることも多いのですが、なんだかんだで読みやすくて面白かったです。作中でも言われてますが主人公は完全にホステスじゃなくて娼婦でしょうこれは、って感じだし（本当にちょっと頼まれたら「それもホステスのお仕事だから」といって一切断らず誰とでも気さくに寝る寝る寝まくる。客に頼まれて面識のない男を相手にすることすらも何度もある、しかもなにかにつけ「夫に死なれて女手一つで娘を育てていくためにそうするしかない」とか言いながら、実際はここまでしなくてもやっているだろうにずっとこんな調子なのがまた）、後半はちょっと主人公が何をしたいのか何考えてるんだかよくわからなくなってくるし、主人公は最初っから行く先々で名をとどろかせていつでもパトロンになってくれる大物何人も虜にしているのになぜか店を移るたびにキャリアアップならぬキャリアダウン的にどんどん場末感漂う店に移っていくし、といろいろ変なんだけど、それでもなんか面白かったです。

子供を育てた経験があるなら、涙してしまう描写あり、反面主人公に憤をかんじることもあり。風呂敷を広げ過ぎた割に伸びきって終わった感じが強く、スッキリしない終わり方。一応全巻読んだが、最後まで読まなくてもいいと思う。レデイコミ要素満載、むやみに抱かれる主人公といった印象。

絵柄に少し歪みがありますが、読んでいると気にならなくなります。

最後ピンチを救いに、ひろみ君が帰ってくるのかと思ったら、再登場なしでガッカリ。

小学生の頃から志賀君江先生の大ファンで、男性キャラの愁いを帯びた眼差しに心をときめかせていました。「虹子ララバイ」もリアルタイムで読んで単行本も揃えていたのに…今回電子書籍でもう一度読めてとても懐かしく思いました。でも、町子に戻って小料理屋の女将さんとなった虹子と、愛美から「誠吾パパ」と呼ばれて親バカぶりを発揮している大貫専務の幸せそうな後日談が載っていなくて残念でした。