レビュー一覧

3部作の完結編。本作がいちばん読み応えがあった。前2作はぶっちゃけ前説に過ぎないかもw。このシリーズは、長男セサルの物語だなぁ…。 今回のロマンスは、ただのホレたハレたではなく、ヒーローとヒロインがそれぞれ抱える「心の闇」の投影として描かれます。相手を受け入れることで、自分のトラウマを乗り越えるストーリーに泣かされた！…とは言わないけど、2回読んだらジワジワきました。 3部作通じて悪女と言われた母も、強欲なだけではなかった。ヒロイン・レキシーの、序盤のスクラップブックの場面でのセリフは、後半の母の心情にも繋がってて泣ける。1作目、2作目でモヤッとした方々、完結編でスッキリしましょう！

もー表紙でメロメロ（笑）ヒーローが格好いいなんてＨＱの目標８割方達成済みですよ。ただストーリーは…小説とは別物だと思って読むべきです。小説のいいとこ取り、シーン抜粋してエッセンス集約した漫画だと云えなくもない。ヒーローに関しては文句はないです。が、ヒロインは小説のほうが、もっと毅然とした良い女ですよ。ヒロイン擁護派で申し訳ないですが、付き合う振りを持ち出したのはけっして彼女からではないんです！この漫画家さんはヒーローを持ち上げるとヒロインは下がる感じになりますね。どれだけヒロインが苦闘したから現在の彼女があるのか、そしてそんな気高い彼女だからこそ、同じく人生を葛藤懊悩してきたヒーローが惚れたのだと、出来ましたら小説の方でじーっくり堪能下さい。ひとつだけ、個人的に残念なのは小説ヒーローがプロポーズしたシーン、あれがまるごとカットされてたこと！手順を踏ませてくれと指輪を持ち出したヒーロー、受け取るヒロイン、そして全然関係ないが大喜びした人達、あのシーンがわたし大好きなんですよ！いろいろカットされたシーンはあれど、あれだけは惜しかったなぁと振り返る次第です。

3兄弟（全員父が違う）の3部作品のラスト。長男編。この3人の中で 母親に置いていかれたという傷は大きく残り 女性を信じない。。これは3人共通ですが一番 人格的には良い人でした。良い人なんですよ、、なのに逆にそれが心に微妙に 残りにくいキャラでした。大団円は もちろん良かったです。母親エスペランサの 人生に「足りなかったもの」が分かり、魔女のようなイメージが 一気に払拭されました。でも、この1作品でだけの感想はヒーロー、ヒロイン共に 傷をもちそして乗り越える素晴らしい二人なのに2人の弟達のキャラが強烈だったので物足りなかったです。いや、良作なんですけどね。

長男も幸せになれてよかったです>_<このシリーズ3つとも続けて読むとどの話も納得するし買ってよかったです。

前振りが前作２作分だったなーと思う総括編の最終巻。内容が濃すぎて、なのにページ数が限られているからかあっさり流れていく感じと、やっぱり綺麗な絵だけに表情筋が動いてないようで、登場人物たちの気持ちに入り込めず。いや、ヒーローの暗さはちょうど良かったような気がするけど。ヒーローがヒロインと付き合っていくうえで、自分の卑屈さを悔やんで憐れんで嘲笑ってひとりの男として立ち直る、ような話。嫌いではないけど、やっぱり早送りすぎてちょっとフツーかなぁ。

三部作よみました。父親ちがうが見事なツンデレブラザーズ。ツンデレ好きには美味しい三部作。

なるほど。ここまで読んでこそ完結なんですね。意外とトラウマは浅めに感じてしまいますが、まあハーレークイーンだしハッピーエンドでよかったよかった。男性キャラみんな格好いいしね！

私も表紙で腰砕けでした。ダメでしょう、表紙買いさせて〜。先生、ズルイっす。評価はすべて表紙です。あとヒロインのあの子を思わない日は一日たりともなかったというセリフ。お話は普通。それを全てカバーする表紙の格好良さ。うーん、無期限にするべきか…

ヒロインの過去がつらすぎて…でもそれを受け入れ、彼女を守りたいと願うヒーローの愛に感動しました。ヒーローが思いを告げるときの真摯な言葉には、愛の深さと男らしさを感じて泣いてしまいました。ヒーローが母親の本当の思いを知る場面も良かったです。漫画ということを差し引いても人体のバランスがおかしいのが気になりますが、とても雰囲気のある絵です。

他の方のレビューにもあるように表紙買いした1人ですwもともとハーレクインを読まないので、こういうあっさりした絵柄もあるんだとイメージが変わりました。他2作も表紙に惹かれて読みましたが、内容は三男のがいちばん好きかな。でもセサルのプロポーズのセリフは変にクサくなくてお気に入り。ぜひ紙の書籍でだして欲しい。