レビュー一覧

初めてこの作家さんの作品を読みました。愛すること、生きること、結びつき…人を愛し愛されるってこんなに美しいことなんだなと思いました。二人のシーンは官能的なものではなく、求愛というそのものの行為だと思い知らされる気がしました。心穏やかに、綺麗な作品が読みたい方に本当にオススメの作品です。

病を克服して生きる希望を見出す受けが良かった。悪い人が出てこないので安心して読めました。

穏やかで優しくて温かい、透明感のあるお話でした。派手な出来事や人間関係の嫌な展開もなく、生きるということ、病との向き合い方、未来に好きな人と一緒に歩いて行くこと、そして山の荘厳で神秘的な様子など、どのページをめくっても落ち着いてゆるりと読めます。刺激というものや病の発作的な緊迫感も特になくて、ハラハラを求めると物足りないかもですが、自分が優しくなれそうな気持ちになれる一冊だと思います。年下ワンコ攻め、かわいいです。受けの梓も一度振り切れば、なかなか積極的で男らしさもあるので好感が持てました。

『あなたを好きになりたくない』の本編を読んだ後に飛んできてしまいました。このレビューを書いた後またあちらの作品の中の続きにある『in Love』に戻るのですが、笑。山男と山の麓のホテルオーナーとのお話。登山関係のBLってまだまだ少ないですが、BL設定にいい土壌だと思うんですけど。王道的な展開なのでBL初心者や登山にもちょっと興味ある人にもお試し的にいい作品だと思います。攻めの穂高（実際の岳の名前）は山男で大型犬系。身体は大きいがめちゃくちゃ受けの梓（実際に涸沢の麓を流れてる川の名前）、心臓病を患う麓のホテルオーナーを攻めてます。2作読んでると上高地方面に遊びに又は登りに行きたくなる作品でした。

愛が溢れる作品でした。大自然に抱かれながら寄り添う二人が素敵で、優しい気持ちにいやされました。

他のサイトでも評価が高かったので思った通り…くらいの感動でした。みんなが評価している「あまあま」という感じより「暖かい愛情」というのが合いそうな一冊だと思います。

受け大好きなわんこ系(理知的)年下攻めが好きな方にオススメ。綺麗にまとまったストーリーでした。主要キャラを貶める嫌な人物や、受けが酷い陵辱を受けるといった展開がなく読後感さわやかです。優しいストーリーのBL作品を読みたい時にぴったりだと思います。逆に激しい執着や負の感情、ハードな緩急がないので退屈に感じる人もいるかもしれません。

ストーリーが穏やかでいい！受けの芯の深さと、攻めの懐の深さがマッチしててよかったです

ゆったりと優しいお話です。メインキャラ二人も、山の自然も、ゆったりと優しいからだと思います。濡れ場も、愛を確かめあうための儀式のようでした。山のお話大好きなので、もっと読みたいです。

愛に溢れるお話。ゆっくりと、一歩一歩と進んで行く二人の時間の流れが良かった。