レビュー一覧

うーん、痛々し過ぎた。まず受けの子の境遇が不憫すぎる！母親といるときもかなり酷い扱いを受けてたけど、秘書になってからも陵辱の一歩手前まで。ここまでされると救いようがないって言うか、読んでいて悲しくなりました。攻めもぬるい！かなり早い段階から受けを憎からず思っているのに、いい兄貴ヅラしたり、時々カマをかけて受けの気持ちに揺さぶりをかけてみたり。だらしのない母親や、旅館の女将、議員や秘書、情報屋や縁談相手など、登場人物が出て来るけど、その人達があまり動いてないって言うか、たくさん出した割にはたいした活躍もしなくてサラッと終わる。切ない場面はいくらもあったのに、活かしきれなくて残念でした。

うーん。。。この方の小説にしては愛が感じられない。感じられないのは話の中ではなく、作者さんが作品に対する愛という意味で。息抜きか何かで書かれたのかと思ってしまうくらい、あっさりと話しが進んでいきます。正直言えば期待外れ。。。作者買いの対象の方なので。マタドールなど、お好きなものを書くときの愛情ある文章を知ってしまうとこれは残念です。

やっぱり立場の強い彼の方が勇気をもって壁をぶち破るべきでしょう。

朝加の自己犠牲な行動が好きになれなかったし、矢神は朝加の事を好きなんだとしても甘さが少なくて、朝加の辛い生い立ちが印象に強かった。二人の立場や辛い子供時代にあった矢神の存在感は好きなので星+1での評価です。

盛り上げようと主人公をこれでもかとばかりに痛めつけますがやりすぎて見え見えなのが嫌でした。

著者買いです。安定の薄倖健気美人受けでした。攻めも中々良かったですねー。お互いモダモダしてましたが、何となく先の展開は読めて、予想通りのラストでした。攻めはほとんど酷いことしないので、著者の他作品と比較すると、受けがどん底には見えなかったのが、不思議でした…。切なさのカギは、攻めに傷つけられる健気な受けがあってこそだと、勉強になりました（笑）

痛い場面が多い気がします。甘いお話しが好きなので私には合わなかったです

主人公の一途な思いが切なくて感動しました。お互いを大切にしすぎて間違った方向に行ってしまったけど、最後に攻が連れ戻してくれて良かったです。