レビュー一覧

鬼なのにワンコww普通のBLだと、お互いがすれ違ったり、駆け引きがあったりして、ハラハラさせられるのに、攻めの鬼の愛がブレなさ過ぎて、安心して読めましたwハッピーエンドだし、何回も読む気になれる話だったので、★5です！

あとがきに全てが集約されていました。「鬼なんだから虎パンは外せない、人外生物なんだから執着愛は外せない、変態でない攻なんて攻の資格がない、受を愛しているならセクハラするべき、デリカシーは長い旅に出ている、ヘタレ」引っかかるものがあったら是非読んでみて下さい。最近続編が出たようなので楽しみにしています。

3冊全て購入しました。最初のうちは弱々しい鬼使いにひたすら尻尾を振るだけの鬼とのちょっとしたバトル込みの話かと思っていたのですが、巻を進めるにつれてそれだけではない、読み応えのある展開になっていったのは嬉しい誤算でした。伏線も広げっぱなしではなくきちんと回収されており、結末も驚いたけれど話の流れとしてはありだなと。脇の人達もとても魅力的だし、悪役にまわった人達もそうなる理由に納得が行きました。私個人はどぎついエロ込みのBL話はどちらかというと苦手なのですが、読み物として楽しめるものは設定に関係なく読みます。BL設定に拒絶感がなければひとつの物語としてBL読者以外の人達にも読んで欲しいなあ・・・。

人外カップルの仲では一番好きです。怖がりのくせに目を合わせただけで鬼達を魅了してしまう主人公に、さしも残虐な鬼も初恋の相手を前にした乙女のような反応。くねくね楽しー♪もっと、その辺のところ読みたかった。他の鬼使いの鬼達の反応とかも。冊子で持っていますがSS読みたくて購入。ケチャップ崩しちゃダメか。夜刀にしてみれば毎日萌えの生活でしょうね。

最初はもっとファンタジーなお話かと思っていましたが、以外とストーリーもしっかりしていて、良かったです。おすすめです。ハッピーエンド？！だけど私的には寂しさも感じたので、★は4つにしました。

驚くほど内容というか、設定や出来事がワンコ小説家の宮◯◯さんの「◯犬◯◯」にソックリでした・・・。どちらが先に世に出たのかわかりませんが、こういうジャンルはどれも似た話になるのかな？それに気づいてしまったら読みながら、ちょっと引いてしまった自分がいてあんまり話に身が入りませんでした。残念。

何度も読み返しました！設定が面白かったです！最初は消極的で弱虫なときもりが、徐々に自分の使命を理解して精神的に強くなっていきます。そんなとりもりを産まれた時から見守っている鬼が忠犬のフリして陰では大暴走しっぱなし！特に3巻はスケールが大きくてドキドキでした！

夜刀の溺愛っぷりと献身っぷりにウフフってなりました。夜刀と鴇守の終着点に納得しましたし、大変だろうけど末長く幸せであろうことは想像できるので、良かったね！と思いました。個人的には、六道の辻を変革する二人の話も読みたいところです。

面白かった！鴇守が弱っちくて泣き虫でヘタレで逃げてばっかで、本当の孤独を知らずに夜刀の愛におんぶに抱っこなままだと、正直いい加減に腹括ってよ、結局自分の気持ちが一番大事なんかとたまにイライラしたものでした。必死に闘おうとしている姿の背中をグイグイ押したくなりました。でも話が進むにつれ成長していく姿に嬉しくなって最後に決意した行動は男前でした。SSで、決意したのは人の世を守る為だったってのがわかって誇らしくも少し複雑ですが、でも危機に陥った時に夜刀と消えてもいいと思ったことは真実だし、夜刀を愛し信頼してるからこそ出来た選択だと思うので永い時をこれからもずっとラブラブでいてくれるでしょう。右恭さんが切なかった...個人的に高景さんとティアラちゃんのノロケが好きです。カッパがアホかわいくて健気さが可愛くてたまりません。向こうでも仲良くやってほしい。

このシリーズと天狗シリーズは高尾さんの代表作ではないでしょうか。全部書籍で持ってますが、何度読んでも飽きないです。是非、書籍も購入されることをお勧めしたいです。石田要さんのイラストが美しいのなんの・・・。