レビュー一覧

物凄く、楽しめました！好きです。良い、良い！一冊丸々、二人のお話しなのでしっかり世界に入り込めます。一見クールな担任教師とゲイ自覚をしている爽やか系？魔性ッ子の恋の攻防戦が切なかったり、甘酸っぱかったり…。主人公の男の子がホントにかわいいんです。気持ちの良い子なんです。最初は疑似恋愛からスタートするのですが、それが本物の恋に変わっていく過程が丁寧に描かれていて、思わず引き込まれてしまいました。脇キャラも高感度抜群です。ガッツリを求める方には多少物足りなさが残るかもしれませんが、全体の雰囲気を考えれば絶妙なエチ加減だと思います。飴とキスで作家買いの予感がした作者さんです。コレで決定です。

か、ｶﾜｲｲ！！この作家さんの前作「飴とｷｽ」が好きだったので、買ってみたけど、今回も大正解でした。とにかく主人公の木之下君がｶﾜｲｲ！女の子的なかわいさではなくて、ちゃんと男の子なんだけど、明るく素直で健気。こんな子に慕われたら、そりゃなびいちゃうよなぁ。急展開もなく、二人の気持ちが丁寧に描かれています。周りを固める脇ｷｬﾗもすごく良くて、先生の妹とか、木之下君の友達とか、ﾎﾛﾘと泣けるｼｰﾝもあって、読後ｽｯｷﾘ温かい気持ちになれます。先生と生徒の設定上、本番はありません。でも全然問題なし！これから作家買いになりそうです！

秋平先生の漫画がだいすきです。連載時から読んでいました。「好きになってくれる人が欲しいんだ。俺17歳だし。付き合ったりとかフツーにしたいじゃん！」という、とってもフツーで難しい願望。好みのタイプじゃないけど、カッコいい担任の先生と、「カレシ」として契約。あらすじの通りですが、途中、妹の登場や同僚の先生が恋のライバルになるなど、青木先生と木ノ下くんがお互いに惹かれていく過程や、好きという気持ちを自覚する姿がとても自然に描かれています。木ノ下くんは料理上手でそこそこ勉強もできて人懐こいというなかなかのスペックを持ってますが、それが全然嫌味っぽくなくふわっとした魅力を感じるイイ子です。木ノ下くんの友達のマサなど、クラスメイトも心優しく、そういった部分からも木ノ下くんの良さが伝わってきます。「好きだ」とか「愛してる」だとか、そんな在り来たりな言葉じゃない、二人だけの告白にグッときました。書き下ろしは、高校生の夏休みに先生の家に遊びに来た話です。本編で卒業までえっちはしないという先生に、木ノ下くんが、自分は先生のことをずっと好きだけど、先生が心変わりしたら嫌だ。大人じゃないから、我慢できないよ。と言うのですが、先生が「しませんよ。ぼくもずっと木ノ下くんが好きです」と返す素敵なシーンがあるのですが、書き下ろしでその「ずっとすき」の証明の話(大学生になってからの話)が無かった事だけが(この作品に思い入れがあるため)個人的に残念でした…！二人はずっとラブラブだって信じてます！特典は先生をネタにした可愛いギャグです。もっと先生がすきになりました。

ノンケ生物教師×ゲイのDK。最初はお互い恋愛感情はなく、卒業までの恋人ごっこのような感じで付き合い出した二人が、だんだん距離が近づいて両思いになるお話です。受の子がどんどん先生に魅かれていく様子が丁寧に描かれていて、とても感情移入出来ました。受けの子は社交的で優しくて、お勉強も頑張るとっても可愛くて好感のもてる子でした。そして何と言っても！秋平さんは紳士がお好きとおっしゃるだけあって、いつも攻が超紳士的でカッコ良いんですよね〜。今回も本当にカッコ良い攻様で、受の子だけでなく私もキュンキュンしちゃいましたw終始敬語なのとか何なのもう、ありがとうございます。Hも卒業するまでオアズケとか紳士すぎる。これは是非とも卒業後の二人が見たい！続編を切望します。超オススメの作品です！

くはっ！なんだコレ！！冷静沈着なさわやかノンケ先生×折角男子校に入ったのに出会いが無いと嘆くゲイ生徒、とか全然好みのカテゴリじゃなかったのに！しかも生徒受けとか苦手なのに！すごく良かったです。例の紙を破ったシーンでは涙が出ました。さすがにH無でしたが、寸止めが逆にエロくてリアルでイイ！！個人的には飴とキスを越えました。

とにかく主要＆脇役キャラの魅力がしっかりしてブレないのが良いです。同作者さんの『飴とキス』は未読ですが、あっちのレビューでは主人公が女子すぎメンタル弱すぎ...なんていう感想も出てますよね？こちらの主人公・木ノ下クンは、多少女子っぽい思考もしてますがキャラ設定には合っていて可愛いし、そもそも弱々しくダメダメな男の子ではなくむしろドライながらも一本芯がある子です。一番感動したのは青木先生が首尾一貫していて、木ノ下クンに流されず最後までえっちをしなかったことです。もし両想い後にでもしていたら、そこで一気に安っぽいストーリーに成り下がっただろうと思うんですよね。あとすごく些細なことですが、スルーしてもおかしくないのに後半のとある一言の中にきちんと伊藤先生がどうなったのかが示されているのもよかったんですよね。教師設定をただ設定としてだけ使う？扱う？作家さんもたくさんいるはずですが、そうではなく、この人は漫画といえど教師という職を軽く扱わない姿勢でいるんだろうという気がしました。読後は爽やかで清々しく、今後も読み返したい一冊です。ただ一点残念なのは、木ノ下クン卒業後の2人の関係が描かれていないこと。続き、描いてくれないかなぁ。

可愛い(*ﾉдﾉ)木ノ下くん可愛すぎるー☆イイコすぎて可愛いすぎて悶え転げました。卒業後が見たくてたまらない...。

ああああー！！！泣けた、萌えた(笑)ストーリー重視の方はハズレないと思います。逆にエロさを求める方はやめておきましょう。しかしそんなの無くて全然いいんです！人物のタッチはあっさりめですが、キャラクターは充分魅力的ですし、随所に萌えキュンさせられ大変満足いく作品でした。皆さまの高評価も納得です。

かわいい…かわいいよぉ〜！！この方の描くカップルは、どうしてこんなにもかわいいのでしょうか…！クール美人な先生と、素直でかわいい生徒のお話。先生が時折見せる色っぽい仕草にドキドキ…素直に甘えてくる木ノ下くんのかわいさにキュンキュン…そりゃお互い惚れちゃうよねー！「紳士な攻」と「女の子っぽくないかわいい受」のカップルを描かせたら最高の作家様ですね。あぁ、続きが読みたい！！

いいです！凄くいい作品です！こういう作品に出会うと、BL好きで本当に良かったなーと思います。心締め付けられて泣きました。そしていっぱいきゅーんとなりました！受の子が健気で可愛くて甘え上手なのにしっかり自分を持ってて、そりゃもう攻も好きになりますよ！大人になったその後もいつかどこかで見たいです。また絶対読み返したい一冊です！