レビュー一覧

めちゃくちゃ泣きました。つらかったのが添い寝で…のシーン。私も添い寝で…の恐怖と眠気と戦いながら授乳したのを思い出しました。作者さんの想像なんだろうけど、嬉しそうにおちちをもらう赤ちゃんから血の気がひく描写が見ていてつらすぎて、嗚咽がでるほど泣きました。また大好きなママに会えるといいな。私も1度目の妊娠が、赤ちゃんの心臓ができずに6Wほどで流産してしまい、仕方なく子宮内清掃術を受ける事に。そして予定日の当日の日付が変わった数時間後の朝方、何故か陣痛のような痛みを5時間以上感じていて、痛みと戦いながら、病院があくまで待ちすぐに手術を受けた忘れもしないあの日。2度目の妊娠、1度目の事におびえながらもお腹の子は順調に育ってくれて、2度目の子は、1度目の子の悲しいあの日と全く同じ日時に元気に産まれて来ました。もしかして戻ってきてくれたのかな。この子をずっと育てていきたい。成長していってほしい。この漫画を読みながらそんな事を考えていました。心に響く素敵な漫画でした。

お話の内容はいいんです、、、とにかく絵が下手過ぎて、、、子供じゃないんだから。どうして漫画家としてやっていけているのか、疑問でなりません。

三年の不妊治療の末、流産を経験し、現在妊娠中の妊婦です。読んでるうちに何度も涙が出そうになりました。読んで良かったです。

子供に読ませようと思います。

面白いことは面白いんですが、これ本当の話なんでしょうか？こんなに一人の人間に何もかも起こるとちょっと嘘っぽい感じしちゃいました。私も個人的に流産や不妊を経験しているので、この手の話は興味あるんですがとにかく主人公がなんかちょっと偉そうでイマイチ好きになれませんでした。あと私は北米で妊娠出産子育てしてるので、大分違うんだなと思いましたね。

レビューを見ると賛否両論あるようですが、読み終えた後の率直な感想としては、良い作品であると思います。自分は子供もいないし、それ以前に結婚した事もないので、実際のところ「感動モノ」という分類にはなってしまいます。出産し、子供を育てるという事に対して様々な環境で様々な人が関わる事により発生する様々な状況。その中で当事者達が見せる様々な判断、決断の裏にある葛藤や周囲の心情など、単純に「おめでとう」とばかりも言えない事がこんなにもあるのだと、少し衝撃を受けました。産婦人科が舞台なので、世の女性が妊娠、出産以外に抱える性的虐待や流産など、なかなか男性目線では想像が及ばないであろう問題で女性が何に傷つき、苦しみ、その時、自分自身が男として何が出来るのか？人としてどう寄り添えるのか？独身の自分でも深く考えさせられるものがありました。そして、やはり、自分をこの世に生み出してくれた父と母に対して、感謝の念を感じずにはいられません。

産婦人科漫画の中でトップクラスに入るぐらい面白いです。一見あまり上手ではない絵がより一層温かみと赤ちゃんの可愛さを感じます。どの話しも大好きです。

妊娠、出産、死産、性暴力、虐待。自分の子育ても手探りで間違ってないか常に自問自答です。正直、可愛くないと良く思ってしまいます。あんなに待望だったのに。人生で初めて悲しい以外で泣いたのに。そういった事を全部思い出させてくれるそんな漫画です。

赤ちゃんを産む。それは１人１人に物語があって事情があって。生まれる命と消える命があって。生まれてからも幸せにも不幸せにもなる。今の世の中、性に自由なこの世の中だからこそ、読んでもらいたい。描かれている物語が決して他人事ではないと。これが現実なのだと。体の仕組みとか性感染症とか、学校で習うような現実味のない内容よりもよっぽど女の子達の教科書になると思う。なんせ、無知、無責任な結果がどれほど残酷なのかわかるから。もちろん男の子にも読んでもらいたい。これは愚痴ですが、少女漫画が過激になってきているのは良くないと思う。それが格好いい素敵と思う、漫画の世界と区別できないコが多すぎる。

私自身、飛び込み出産に近い形で未婚のシングルマザーとして子供を産みました。正直、家で産んでアパートの庭に埋めるか？と悩んでいた時期もありました。結局は無事クリニックで出産し産んでから親には報告しました。よく虐待とかトイレで出産とかありますが、そういうニュースを見ても「あり得ない！」としか思ってませんでした。でも自分がいざそういう立場の人間になった時、誰にも言えず結果的に飛び込み出産になってしまい初めてそういう人の気持ちが分かったような気がしました。皆自分がそんな事するとは思ってないし、なりたくてなった訳じゃないんですよね。あり得ないと思っていても誰しもそういう立場になりうる可能性があると初めて思いました。出産して本当に子供は可愛いと思うし産んで良かったと思います。この本を読んで是非皆さんには他人事じゃなく身近にあることなんだと思って欲しいです。