レビュー一覧

課長時代から芸者やホステスや愛人に助けられ、ついに上り詰めた島耕作ですが、秘書以外に女性ブレーンが全く出てこないですね。出てくる女性もやたら枕しようとするゲスな人格ばかり。別のシリーズでは娘のナンシーもアッサリ死なせて、話から降ろしちゃうしで、この作者の女性軽視は一貫していてます。

一巻をちゃんと読もうとするとだいぶ時間かかるな。読み応えというか、そもそものところから教えてくれるので面白かった。読んで楽しいというか為になる。

かろうじて万亀や三代の濃いキャラクターで読めた。何ていうのかな、やっぱり島耕作シリーズはあやうい出世階段を足を踏み外しそうになりながら、飛んでくる災いをヒョイヒョイかわし、上り詰めていく−そんな所に読むモチベーションがあった。あったからこそ難しい込み入ったセリフもじっくり読めた。そんな彼がサラリーマン頂点に立ってしまっている今、見事に・・・頭に入ってこなかった。安全地帯に立ったコーサクの活躍など興味が薄れてしまったな。

島耕作も会長になり、他分野のことや広い視点で日本を見つめる機会が自分自身も出来たように思います。

会長にまで登りつめ、あまり軽々しい行動をとるわけにはいかなくなったぶん、脇役がコメディタッチを担ってますね。

よく出来た作品だとは思うけど、立場が遠すぎて正直「異世界転生マンガ状態」だ。「学生―」が一番しっくり来る。

世の中、社会情勢の勉強になり、大変為になります。

ますますグローバルに活躍の場を拡げる「会長島耕作」から目が離せません。国際情勢と政治の勉強にもなります

全作見てますが、会長で最後だと思うと淋しいですねー

会長に就任した島耕作。業界への利益誘導を目的とする経済連から距離を置く。。経済についてとても勉強になりました。これまでのシリーズもちょくちょく読みたいと思いました。