レビュー一覧

懐かしいですね。この本持っていました。1990年代後半の退廃的な雰囲気を味合うためのマンガです。（味わう「だけ」とも言えます）1996年映画「スワロウテイル」、1997年の香港返還、1998年映画「不夜城」、CLAMPのマンガ「X」等々。独特の混沌として雑然とした退廃感があの時代にありました。こういう雰囲気の作品はこの時期多かったんです。この「クローバー」もその一つだと思います。オチとか意味とかストーリーとか気にしちゃいけません。あの雰囲気を味わいたい人は一読の価値があるかも？

名作なんだろうけど、哲学的でよく理解できなかった。世界観が独特すぎて、そこを理解できないと本当に難しいお話。

クローバー大好きでした。一応完結ってなってるけど、納得してない最後でした。スウ可愛くて大好きです。

私も書籍で昔持っていました。他の方が書いているようにあの時代特有の作風が強いお話ですね。私もスワロウテイルなどはまり懐かしい思い出と、クローバーの独特の世界観に酔った世代です。好き嫌いの別れる作品ですが個人的には★５つ

懐かしい。他の方が書いてるように、世紀末の雰囲気ですよね。パソコンとかインターネットが一般化し始めた時代の空気のキレイなところだけを抽出（しようと）した作品だと思ってます。ＣＬＡＭＰ作品の中でも少し異彩を放っていると言うか、実験的。色々な設定とか世界観を匂わせて想像させたところで終わりですけど、これはこれで。

あまりスクリーントーンを使わず、独特な世界観を産み出す作品です。絵が綺麗だし、ストーリーも夢の中の様で、悲しいおとぎ話みたいです。

小学生くらいに書籍で持ってました。ラストが思い出せず購入。当時のクランプらしさが存分に感じられる作品。名作。ところで評議会のじいさんが好きだったのはスウなの？意味深なセリフが多くて大人になってもちょいちょいわからない。でもそこがまたいい。

みなさんと同じ！　書籍で読んだことがあって、懐かしさのあまり購入しました。独特の世界観が魅力的、一度読んだだけでは理解出来なくて、何度も読み返したものです。今回読んでも、結果を知ってるけれど読み応えありです。続編出して欲しいので、やや満足の星４!

わかりやすい、スカッとするような物語が好きな人には向いていない。CLAMPらしさも方向転換を模索し始めた時期の作品なのでそんなところもスカッとしない。ほんわか、考えさせられる、余韻が好きな人向け。

他のCLAMP作品とは違って絵やコマ割りが今までと全く別のアプローチで描いていて最初は少し読みにくく戸惑いましたが繊細な美しい絵柄が描く話は大変情緒があって切ないストーリーに合っていて良かったです。