レビュー一覧

私も昔、この作者さんのこのシリーズが好きでよく読んでいました。基本的には”聞こえる彼と見える彼女”の死者(霊)との関わりを描いていますが、ただ単に怖がらせようという恐怖マンガとは一線を画する、悲しくも切ない、考えさせられるリアルな怖さを感じるお話ばかりです。人生を全うすることの尊さや”自死はいけない”というメッセージが根底にこめられているように思います。悪意ある霊に足を引っ張られたり、ゾクッとする描写もありますが、要所要所で彼のペットたちが良い仕事(ヘルプ)をしてくれています。悩んだり苦しんだりしながらも、その先に活路や救いを見出しながら寄り添い歩いていく2人。読者は全編を通して彼と彼女の成長するさまを見守っているような気にさせられます。知らない人が(当たりかハズレかも分からないのに)手を出すには高すぎます。沢山の方に読んでもらいたいので無期限(高料金)だけでなく期限あり(低料金)設定も望みます。

死者の魂・霊が見える女の子と、その声が聞こえる男の子の話。古い作品なので絵も雰囲気も一昔前という感じですが、見える・聞こえるがゆえに霊魂たちのメッセージに振り回される主人公たちのストーリーはとても面白いです。実は私の従兄弟にも彼らのように「見える・聞こえる」人がいるのですが、彼の話を聞くと「ああ、私は見える人じゃなくて良かったなあ」とつくづく思います。私たちの身の周りにはこの世に思いを残した霊魂たちが、こちらが予想するよりもたくさん彷徨っている…らしいので。

懐かしい。1巻はこんな絵が下手なんだ、とびっくり！！子供の頃、絵はキレイだけど、暗いしつまんない話が多いなって思ってたから。10話中1話程度、たまぁ〜に面白い話がある。5巻とか、後半はすごく絵が上手になってるから買うとしたら後半がオススメ。基本1話完結だし暇つぶしにはちょうど良いかも。でも正直6チケの価値はないかなぁ。2チケなら続き買っても良い。

子供の頃このシリーズが好きで　すごく心に残ってる話があったのでまた読めてすごく嬉しいです。死者が視える女の子と男の子の話ですが　グロイ描写もありますが基本的に切なくて物悲しく　優しい絵柄が特徴です。ホラーではありますが　単純に幽霊を怖がったり除霊したりとかではなく　霊と真髄に向き合い出会い別れを繰り返すというのが軸になるので　「生」や「死」について考えたい人にはおススメです。　

まどか先生の作品はどれも素晴らしいです。強い女性たちが魅力的で憧れます。

ただのオカルト漫画ではなりません。いつも死者に囲まれているせいで死にたくなる程の絶望や苦しみを味わったゆかりと優作が出会い支え合って死者と向き合い乗り越えていくラブストーリー。死者も恐ろしいばかりではなく、優しい死者・コミカルな死者・悲しい死者と様々です。二人には死者を除霊できるような能力はありませんが、死者と対話しより良い方向へ導けるよう模索します。男女問わずお勧めしたい作品です。

オカルト系マンガはグロさや残酷描写が多いと思ってましたが、この作品は人物の背景や心情が丁寧に描かれていてお話として面白かった。絵柄もストーリーもいい意味で少女漫画です。

この作品を、雑誌で初めて読んだのって30年近く前？！正確には思い出せないけど、スーパーマリオの話が大好きでした。1巻の最終話に載ってます。絵が古いから初の見の方には難しいのかもしれませんが概ねサンプルの雰囲気で話は進んでいきます。少しでも気になったら是非読んでほしいマンガです！( ´△｀)子供の頃には出来なかった大人買いしました汗

もしも自分だったら、、、と主人公と重ねながら読みました。自分なら怖くて耐えられないだろうけど、亡くなったおばあちゃんに会ってみたいなと思った。

今までに読んだことのない不思議な感じ。霊の絵が気持ち悪いものと強いものに分かれる。他の霊モノにはない魅力のある作品で、ついつい先を読んでしまう。次巻も借りるつもりです。