レビュー一覧

同じような設定の物語を続けて読みました。恋人のフリをした男性の従兄弟と恋に落ちるヒロイン――作家さんや主人公の性格の違いがあるからか、当たり前ですが同じような展開にはなりません。こちらの作品は穏やかバージョンです（激しいバージョンより好き）。切ない恋に落ちた詩人の話が基本にあるので、急速に恋は進みますがあり得る展開になっています。ヒロインもヒーローも穏やかで、争い事はそんなに激しくないです（逆にそんなにすぐに引いて良いの?って感じ）。脇役が悪い奴っていう方が、主人公が性悪より良いです。お互いに好きになった気持ちを素直に告白できて、好印象！（ヒロインの「パジャマ」のセリフが可愛い！　本当は☆４．５です！！

すいすい読めました。ヒーローはハンサムで遊び慣れていて誘惑も得意なのでヒロインが惹かれてしまう気持ちはよくわかります。でもヒロインは美人でもないし一体どこが良かったのかその魅力の描写がほとんどないのでよくわからなかった。恋人のふりをして欲しいと頼まれてヒーロー従兄弟と共にイタリアに行くヒロイン。従兄弟母がその仲を壊そうとヒーローに誘惑を頼みます。ヒーローは段々本気になって自制するのにヒロインが懇願する。しかもバージンのヒロインから誘うというのも共感しにくかった。ヒロインから言い寄るお話は好きではないので、ヒーローから積極的になって欲しかった。最後はヒーローが押しますが、ほんの２週間程度で結婚しようとまで思わせるヒロインの魅力が最後までよくわからなかった。