レビュー一覧

これはヒロインがヒーローとの子供を合わせることから始まります。とある悲劇から、ヒーローは愛することを拒絶します。最後はそれを乗り越えて幸せになります。

シークのお話しというより、砂漠の国の姫のお話しです。舞台が砂漠の民のテントなだけで、ヒーローもヒロインも普段はそこに住んでないようなので(笑)ヒーローのシーク感も一切感じられません。読み終わってシークどこ？探しました(笑)とはいえ、物語はすごく複雑です。『砂漠の国で恋に落ちて』シリーズの２話目なので、できれば「王家の定め」から読んだ方が話の流れはスムーズに掴める思います。お互いに自分の出自にコンプレックス？負い目？のような闇を持つふたりだから惹かれあったのでしょうか。紆余曲折あったもののその運命は本物だったということですね。ちょいちょい出てくる迷信？が面白かった(^^)

なかなか濃い内容の話でした。ヒロインが健気に、でも強気に頑張っていて格好よかったです。

面白かった。ヒーローもヒロインも色っぽい。ストーリーはヒーローの以外な辛い過去を告白する場面で泣きそうになりました。幸せになって欲しい

ホロリときました。親子愛、家族愛、友情、夫婦愛。とてもよかったです。

砂漠に立つヒーローの家族全員のお墓を見た時、もの凄い衝撃を受けました。ヒーローの刹那的な生き方しか出来ない人生が重いです。全く家族のいない人より、全ての家族を失った人の方が辛い人生になってしまうのかもしれませんね。そのヒーローに愛する家族が出来たのが嬉しいです。

これでもかという位のすれ違いにヒヤヒヤしましたが、父王にも許して貰えたようでよかった。決めつけで人の話を素直に聞かないと、どんどん悪い方へ転がるという教訓です。時には意地を張るのも必要ですが、やっぱり素直で正直なのがイチバンですね。ヒーローの背負ったものに同情はしますけど、意固地過ぎだったので星４つ(笑)。

子供のために行動、発言するヒロインが一番好き。家族について考えさせられる作品。

いろいろな愛があって心があったかくなりました。面白かったです。

ヒーローがかなり幼稚で、ヒロインの連れ子と勘違いした挙句その子を無視気味、実子にだけ優しくしてヒロインから諭される場面もあって引きました。