レビュー一覧

どの作品も救いがあり結構ハッピーエンドな感じで私が求めていたものとは少し違いました。私はもう救いようのない話が好きなのでそこは好みだと思います。

印象的なタイトル＋青系の鈴木ツタの絵‥‥気になってた。8P〜40Pの短編が11作品、高校生位が中心か、群を抜いて良かったのは「2丁目の小さな魚」河井英槻作、辛く､苦しい表情で冷や汗流し震える憲二のセツなさと、先輩姫川の端々に気遣う優しい視線と男気漂う男前感…此姫川の方が20センチ位背低いじゃん、此処が良いんだ来る…貰い泣きしたよ（自分も172センチ）。後は御景椿の堅物医師×野良犬少年と糸井のぞの刑事カップル物にきよみず光の高校生カップルは終盤のオチが秀一、雲田はるこは攻めの高校生が奔放で魅力的！桜日梯子の屋上の二人も好きだなぁ。そして最後の鈴木ツタ…人で無い物が一番キラキラ色っぽいは無いよな〜。此の本に強いて文句を言えば値段だろうな、600円なら皆さん何も言うまいに。

不憫BLというタイトルがきになりました。鈴木ツタ先生の作品が切なかったです。

不憫というタイトルだけどほっこり癒されるお話が多いような気がします。鈴木ツタ先生の『この世　異聞』が好きなので設定が被ってるこのお話はもっと続きが読みたい！！切望！！

うん、いい！BLには癒されたいので、このタイトルにちょっと躊躇しましたが、思い切って読んでよかった。不憫な子（大人も）が報われるパターンが多いし、ハピエンじゃないものも、これって両想いだよね！？ね！と強引に解釈して妄想で補完しておきましたw その余地を匂わせてくれてるし。お話は高校生ものから刑事ものやファンタジー系とバラエティに富んでます。ちょっとお高いですが、30p1チケを標準と考えれば、まあ仕方ないかな。

結構色んな不憫シチュエーションがあって面白いです。ただ、エロは少なめなので、ストーリーで楽しみたい人むけです。

ううん……ふわっとした話が多すぎて、もやっとしました。

全体的に面白かったです。女子BLとリンク（視点が違う）してるお話もありました。ただ、続きが気になる作品も結構あったので少しモヤモヤしてます。48時間で充分でした。

鈴木ツタ先生の話がちょっと『この世　異聞』と世界観がリンクしています。大好きな話だったので、また世界観にふれられてうれしいです。

短編集でした不憫というより切ないお話が多かったです